かつて東京渋谷の松涛一丁目に、『ユニマット』グループの会社が経営していた女性専用スパ施設があった。「あった」と云うのは、2007年6月19日の午後2時30分頃、そこで爆発事件が発生し、現在に至るまで閉鎖されたままになっているからである。
この事件を巡っては事故を予測できたかどうかが裁判の争点となっていたが、約6年という長い期間を経て、やっと地裁の判決が出た。
読売新聞2013年5月9日13時50分配信記事↓
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渋谷温泉爆発、施設管理者無罪・設計担当は有罪
東京都渋谷区で2007年6月に起きた温泉施設「SHIESPA(シエスパ)」の爆発事故で、東京地裁は9日、業務上過失致死傷罪に問われた「大成建設」社員で設計担当だった角田(つのだ)宜彦(よしひこ)被告(55)に禁錮3年、執行猶予5年(求刑・禁錮3年)を言い渡した。
多和田隆史裁判長(田辺三保子裁判長代読)は「角田被告は事故が起きる可能性を認識しながら、それを防ぐ必要性を施設側に全く説明しなかった」と認定。大成建設についても「施工部門の危機管理態勢に不十分な点があった」として企業責任に言及した。
両被告は捜査段階から一貫して否認。公判では、両被告が事故を予見できたかどうかが最大の争点だった。(以上引用)
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この事件では「シェスパ」の女性従業員3名が死亡、さらに通行中の男性1名が巻き添えで意識不明の重体となっている。
あの日のあの時間、私はその近所の顧客に往訪する予定になっていた。ところが午前中、先方都合で“翌日に延期してくれ”という電話が入ったのが結果的に幸いした。もしも予定通りだったなら、巻き添えを食らっていた可能性があったからだ。
下の写真は翌日に携帯(当時でも旧式化していた携帯なので、20万画素!)で撮った爆発現場の光景。
あの日は帰宅するまで事件を知らず、TVニュースの画面を見て背筋がゾッとしたのを覚えている。
まさに一寸先は闇か・・・当ブログのサブタイトルではないが、
「人生、賭博の如し」である。
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