賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

野中訪中団は「土改連」つながりでは?

 
先日訪中し、尖閣諸島について「領有権問題棚上げの日中合意があった」と中国側に立った、実に怪しい発言を行っている野中広務官房長官の意図について、マスコミは色々と報道しているものの、何故か全マスコミが触れていない部分がある。
 
それは6月2日~4日の訪中団の面子に関して、何故このメンバーなのか?という部分である。
 
野中氏に同行したのが、古賀誠自民党元幹事長、仙谷由人官房長官穀田恵二共産党国対委員長阿部知子衆院議員(「みどりの風」)、中村喜四郎元建設相ら議員・元議員計9人。
 
この内、名前の出ている野中広務古賀誠仙谷由人穀田恵二阿部知子中村喜四郎の各氏を繋ぐ線は、「農水」と
「土改連(全国土地改良事業団体連合会)」
である。
 
2年前、私は下記エントリーで「土改連」について触れたことがある。
 
 
この中で、「~野中広務氏率いる「土改連」はさしずめ、現代日本の「聯昌公司」かも知れない~」と書いたが、「聯昌公司」とは大東亜戦争中に当時中立地帯だったポルトガルマカオで活動していた商社である。
 
この商社は日本陸軍の特殊商社「昭和通商」傘下かつ、イギリス、中国(中華民国)、そしてポルトガルの資本・利権も加わった、まさに『呉越同舟』の会社。戦争の当事者たちが一方では殺し合いをしつつ、他方ではお互い損にならぬよう配慮し合っていたという、第二次世界大戦の裏面史の一部である。
 
この訪中団の真の目的は「日中関係云々」でも「尖閣」でもなく、日本国内ではこの面子が一堂に会して話づらい「土改連」つながりの“利権仕切り直し”協議ではないのか?
 
だとすれば「尖閣棚上げ」云々は目晦ましに過ぎない。
 
そしておそらく、「農水」~「土改連」~「もろもろの曰く因縁」が粘着している。マスコミはそのアンタッチャブルさに怖気を震っているのではないだろうか?
 
私も詳細は書けない。書けないがしかし、2年前に放射能除染に関わる出来事でやられた無念は忘れない。
 
憂国が利権にやられるという無念を。
 
(おまけ)
農水チャイナ利権・・・これもアンタッチャブルかよ
 
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