※ 注意!
この記事は何らかの事情で消滅する可能性があります。
私営賭博は違法行為です。この記事を読んで、おかしな考えを起こさないように。もし貴方が選挙賭博で警察のご厄介になったとしても、本ブログと小生は一切関知しませんので、そのつもりで。
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何故バカラが賑わうかといえば、勝負で動く金のケタが他の博打のMAX(上限)よりも、二桁も三桁も違うからである。どこのカジノでもたいてい上層階がVIPルームになっている筈だが、一勝負に数千万円単位のチップを張り付けている金持ちがザラにいる。
バカラの勝ち負けは単純である。客は「バンカー(庄)」か「プレーヤー(閒)」のどちらか、もしくは「引き分け=同数(和)」に賭け、ディーラーはカードを客の中で一番多く賭けた者にそれぞれ2枚配る。足した数の下一桁が「9」もしくは「9」に近い方が勝ち。6以下の場合は三枚目を引いたり引かなかったりするが、結局「9」に近い方を勝ちとする。
「バンカー」に賭けて勝った客は5%のテラ銭をハウス(カジノ経営)側に差し引かれるので、「バンカー」または「プレーヤー」の勝つ確率は厳密に言えば五分五分ではなく、50.5対49.5に近くなるが、概ね半々と見てよいだろう。
人は単純なものほどハマり易いもので、勝率半々の博奕だからこそ大金を投じて熱くなるのかも知れない。
どちらか一方が連続して勝つ、つまり勝負が偏る連続性の発生頻度だが、計算上では
・1回勝つ ⇒ 2回に1回
・2回連続勝つ ⇒ 4回に1回
・3回連続勝つ ⇒ 8回に1回
・4回連続勝つ ⇒ 16回に1回
・5回連続勝つ ⇒ 32回に1回
・6回連続勝つ ⇒ 64回に1回
・7回連続勝つ ⇒ 128回に1回
・8回連続勝つ ⇒ 256回に1回
・9回連続勝つ ⇒ 512回に1回
これはあくまでも平均値に過ぎない。カード自体は意思も記憶も持っていないので(当たり前)、「バンカーが3回連続勝ちだから、次はプレーヤー」と考えるのはナンセンスである。
しかしながら、バカラの連続勝ち頻度をポーカーの手役が出来る頻度と比べてみると、連続して勝つことが難しいと実感できる。
・ワン ペア: バカラでは2回連続勝ち程度
・ツー ペア: 〃 4回連続勝ち
・スリーカード: 〃 5回連続勝ち
・ストレート: 〃 8回連続勝ち
・フラッシュ: 〃 9回連続勝ち
● 政治関係者の間では、国政選挙で自民党と野党との間の議席数がどちらか一方に大きく偏ると、「振り子の揺り返し」で次は相手方へ振れると云われている。これは経験則から来ているらしいが、選挙で連続して大勝することが如何に難しいかと云う事でもある。
2005年の衆院郵政選挙で自民党が大勝した後、揺り返し的に2007年の参院選では民主党が大勝。地方選挙ながらマスコミが民主党への政権交代を煽るために“準国政選挙”として取り上げた2009年7月の東京都議会選でも、民主党が大勝。そして2009年8月の衆院選で、民主党が308議席を獲得し政権交代するに至った。
つまり民主党は3回連続で大勝という、博奕の確率的にはかなり難しい目標を達成した訳である。2009年8月の衆院選では、もし単純に自民と民主の獲得議席数の多寡への賭けで、冒頭の「喧嘩と博奕はツラを張れ」を守って民主側に賭けていれば、かなりの金額がリターンしていた筈だ。
ところが2010年の参院選は4回目となり、連続勝ちの確率は博奕的にはかなり低いものになった。案の定、民主は惨敗して国会は衆参両院で多数派が異なる「ねじれ」現象が生じることとなった。民主がかろうじて政権与党として命脈を保ちえたのは、次期衆院選までの期日を死守せんとして破滅を先送りにしたからに過ぎない。
そして昨年末の衆院選、野田氏は「今ならば傷は浅くともなんとかなる」と踏んで解散総選挙に打って出たが、もはや民主に頽勢を挽回出来ようもなく壊滅的な敗北を喫した。これは負けが込んできたギャンブラーによく見られる行動と同一のパターンで、全く評価に値しない博奕だった。
翻って政権を奪還した自民党。前記民主のパターンと同様に推移するならば、2012年衆院選、2013年東京都議会議員選と来て、今度の参院選は3回目のツラ目を出せるかどうかとなる。しかし衆知のとおり最大野党の民主党は今や破滅への道を突き進んでおり、自公連合軍の優位は間違いない。博奕的にもかつて民主がツラ目を3回出しているのだから、自公の今の勢いでは問題ないだろう。
それでは余り面白くないので、やるとしたら下記の点について組んでみるべきだろう。
・各党の全獲得議席数
・各選挙区別、当選者当て(競馬形式で)
・ブラック比例候補の個人得票数当て(無論、自民の渡邊候補のこと)
・維新の橋下共同代表が辞めるかどうか
個別の配当倍率や馬連枠の組み合わせについては、当然ながら今ここで書くことは出来ない。皆様お察し願いたく。
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