賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

ならなきゃ損々、新型うつ!?

 
これは全くの私見だが、日本人は段々「ストレス耐性」が低下しているのではないだろうか? 社会問題化している所謂“新型うつ”、つまり「仕事中はうつ状態だがプライベートでは元気」という症状の蔓延とその対応を見てみると、そうとしか思えないのである。
 
この「ストレス耐性」低下がもたらすものは、人間の根源的な“生存力”の低下。いちゃもん付け、ゴネ得といった、どこかの姦国的な小手先の世渡りは上手いが、イザと言うときの『ど根性』に欠ける人間は迫力が無い。
 
我が国が現在置かれている国際環境、特に確信犯的に嘘と虚構で日本を陥れようと企む近隣特亜諸国の攻勢をハネ返し、逆襲に転じなければならない状況を鑑みるに、“新型うつ”蔓延などという寝惚けた風潮に対して、憂慮を禁じえないのである。
 
週刊SPA 712日配信記事より↓
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「仕事中はうつ、プライベートは元気」新型うつの理解されづらい全貌
「仕事中はうつ状態だがプライベートでは元気」という症状に悩む2030代サラリーマンがここ数年増えている。これは非定型うつ(通称“新型うつ”)と呼ばれ、従来型のうつよりも軽度に分類されるが、“新型うつ”の増加は決して軽視できない社会問題だ。
(中略)
 また、“新型うつ”は若者特有の症状ではないこともアラフォーにとっては注意が必要だ。
「“新型うつ”の症状が注目され始めて10年弱。当時アラサーだったサラリーマンも今やアラフォー。バブル崩壊後に就職したアラフォーは、『終身雇用制度の崩壊』『年功序列の崩壊』と、“頑張れば報われる”価値観からの転換を迫られた“新型うつ”のはしりの世代なんです」(牟田氏)
 多くの有名企業の産業医として、サラリーマンのうつ病の症例を見てきた榛原藤夫氏(仮名)も「今のアラフォーは従来型うつと“新型うつ”の過渡期。どちらの症状の患者もいるため、結果的に最もうつの患者が多い世代」と言う。
 20代の部下の新型うつを心配しながら、自身も“新型うつ”になってもおかしくない背景を抱えている……。「最近の若いヤツは」なんて言っていても、明日は我が身ということも有りうるのだ! (以下略、太字は筆者)
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私の“新型うつ”に対する見解は、過去エントリーで書いた通り。
(ご参照)
2012/12/2
 
しかし上記の記事中にあるように、20代の若手を指導すべき40歳前後の中堅世代までが“新型うつ”になってしまうとは情けない。そして“新型うつ”が近いうちに正規の病気の一種として認定されてしまえば、まるで阿波踊りのノリで、
「うつの阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら ならなきゃ損々!」
みたいな風潮が発生するのではないだろうか。
 
「ならなきゃ損々、新型うつ!」
こんな馬鹿げた話をのさばらせてはならないと思うのである。
 
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