賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

【尖閣】宮崎駿と毛沢東

 
「本当に日本が嫌いになりました」、
憲法を変えることについては、反対に決まっています。」
云々と反日歴史観全開の談話を出して、物議を醸している。
 ↓
(ご参考)
【特集・憲法】改正憲法を変えるなどもってのほか - 宮崎駿
 
元々宮崎駿氏は東映労組の書記長を勤める等の経歴からも判るように、左翼思想の持ち主である。どういうわけかマスコミが今まで正面から取り上げなかっただけで、一皮むけば正体露呈するのは当たり前。これは『赤旗』文化人として知る人ぞ知る「吉永小百合」やらと同類である。
 
それにしても上記談話の中で、他国領土の窃取をして恥じない中国や韓国が喜ぶ説を平然と垂れ流しているのには愕然とした。曰く、
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
「~領土問題は、半分に分けるか、あるいは「両方で管理しましょう」という提案をする。この問題はどんなに揉めても、国際司法裁判所に提訴しても収まるはずがありません。かつて日本が膨張したように、膨張する国もあります。でも、その度に戦争をするわけにはいかない。そんなことよりも、今は、日本の産業構造を変えていこうというまじめな取り組みをすべきだと本当に思いますよ。こんな原発だらけの国で戦争なんかできっこないじゃないですか。中国が膨張しているのは中国の内発的な問題です。そして、中国内の矛盾は今や世界の矛盾ですから、ただ軍備を増強したり、国防軍にすればけりがつくなんていう問題じゃないと僕は思います。~」
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
以前産経イザ!の方の5/19付けブログエントリー、
この中で、元・駐日大使館商務参事官にて現・中国国務院 商務部研究員 日本問題専門家の唐淳風(タン・チュンフォン)が琉球独立運動に関する捏造報道を最も積極的に行っている事を述べたが、唐の著書『中日両国は開戦するか』(香港訊出版有限公司20056月)には、こうある。↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
「釣魚群島問題の根源は、日本が琉球群島(日称沖縄)を不法に侵略し占拠していることにある。琉球国の主権は清朝政府にあったが、1879年に日本が侵攻し、琉球同胞を虐殺、残酷に鎮圧した」
 
カイロ宣言ポツダム宣言琉球王国の主権は中国に自動回帰した。日本は現在、不法に琉球を占拠している」
 
琉球臨時政府が独立したら中国は和平条約を結び、香港・マカオと同じ特殊地区として政治・経済・外交上の優遇地位協定を結ぶ。琉球の国連加盟も支援する」
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
そして、極めつけがこれ。
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
「日本が尖閣を放棄せず、沖縄の不法占拠も放棄しなければ、「漢委奴国」(※)の主権は中国にある、少なくとも九州と関西地区は中国のものだと脅せばよい」
 
(※)『後漢書東夷伝によれば、建武中元二年(57年)、後漢光武帝に倭奴国が使して、光武帝により倭奴国冊封された。福岡市東区志賀島出土の「漢委奴国王印」(現在、福岡市博物館蔵)がその証拠という。
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
宮崎駿氏の論法で行くと、中国が唐の論説を実際に繰り出したならば、我が国は西日本の半分を中国に差し出さなければならなくなる。
 
宮崎の世代は所謂「60年安保」世代。あの60年代に学生だった「団塊世代」によく見られるのが、脳味噌お花畑の反戦平和左翼思想、そして中華人民共和国への変なシンパシーである。
 
もっともこれは中共の対日工作に拠るところであったのは、今では周知の事実。
毛沢東語録には、こんな“名言が記されている。
 
「政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である」
「無抵抗は我々には命取りになる。 我々の目標は敵に抵抗させないことだ 」
 
仮想敵国の民衆に対して中国への親近感を増大させ抵抗を無くしてゆくという精神的武装解除こそが、中共の対日工作の目標のひとつ。この宮崎の言動ひとつをとってみても、それが成功していると言えるだろう。
 
そして宮崎らに代表される世代だけでなく私たち日本国民全てに言えることだが、我々の精神を知らず知らずに蝕んでいる中共毛沢東の呪縛から速やかに解き放たれねば、我が国の明日は無いのである。
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …