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我が家の真下にリニアが・・・

 
昨日(9/18)、JR東海リニア中央新幹線の環境影響評価準備書を公表し、東京から名古屋までの区間に関する詳細なルートや駅の位置を明らかにした。開業予定は2027年の由。
 
JR東海918発表資料
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2013.09.18
中央新幹線(東京都・名古屋市間)の環境影響評価準備書について
 このたび当社は、平成23年9月27日に公告した中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価方法書等に基づき実施した環境影響評価の結果を踏まえて、環境影響評価準備書を作成しました。引き続き、環境影響評価法に則り、関係する都県知事及び市区町村長への送付、公告及び縦覧、説明会の開催、意見募集等の手続きを進めて参ります。
 
※詳細は別紙をご覧下さい。
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リニアの東京側起点はJR品川駅である。そして最初の中間駅となる神奈川県内の「(仮称)相模原駅」は現在のJR相模線、JR横浜線京王電鉄相模原線が合流する相模原市橋本付近となる模様。
 
そして品川~相模原間の殆どは大深度地下(40メートル以深)トンネルとなる。当然、用地買収の必要は無い。主な地域は神奈川県川崎市と東京都町田市である。
 
関連してケンプラッツ土木の9/19記事では、神奈川県内の施設として、
 
変電施設:相模原市緑区小倉
保守用車留置施設:川崎市宮前区梶ケ谷
非常口(都市部):川崎市中原区等々力、川崎市宮前区梶ケ谷、川崎市宮前区犬蔵3丁目、川崎市麻生区東百合丘3丁目および川崎市麻生区片平・町田市能ケ谷7丁目境界地
となっている。
 
ここで「川崎市麻生区東百合丘3丁目および川崎市麻生区片平」は我が家の近所。そしてJR東海の資料地図を拡大して見る限りでは、
なんと我が家の真下にリニアが通ることになる・・・
 
通過するだけなので、こっちには何のメリットもない。複雑な心境である。
 
そして最寄り駅の小田急新百合ヶ丘駅から「(仮称)相模原駅」までは、小田急町田駅でJR横浜線に乗換えと少々面倒臭い。新百合ヶ丘起点の小田急多摩線は多摩市唐木田で止まっていて、橋本まで伸びていない。この場合、小田急永山駅多摩センター駅京王線に乗換える必要がある。
従って、ここは小田急多摩線の橋本までの延長を要求したいところである。
 
それとも、“反対運動”に加わって補償金の分捕りに参加するか?
 
東海道新幹線の時と同様、御多分にもれず、“リニア反対運動”が立ち上がっている。環境破壊云々を掲げるリニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」とかリニア新幹線を考える相模原連絡会」などだが、調べてみるとどうも日本共産党系の運動体らしい。後々面倒な話になりそうだ。
 
そういえば、かつて東名川崎ICに接続している川崎市の幹線道路「尻手・黒川道路」を県道「世田谷町田線」方面へ延ばす際、うちの近所の数世帯がおかしな反対運動を繰り広げた結果、十数年も工事が止まってしまったという事例があった。失われた利便性と経済効果は計り知れない。
 
リニア中央新幹線の建設と運営は、将来の我が国物流の根幹となる他、予想される東南海地震や富士山噴火などの自然災害に備える意味も持っている。そして総延長286kmの内、地下部分はその86%に当たる246km。環境への影響は微々たるものに過ぎない。個人的なメリットはさておき、国策としてのリニア建設はやはり支持してゆく所存である。
 
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