賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

中学校で拳銃暴発!福岡は日本の最先端トレンド先取りか?

 
まさに修羅の国、福岡らしい出来事としか言いようがない。
 
西日本新聞1125227分配信記事↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
福岡、中学生が学校に拳銃 職員室で教諭誤射
 福岡県志免町の町立中学校の男子生徒が校内に回転式の拳銃1丁を持ち込み、偽物と思った教諭が職員室で誤射していたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、銃刀法違反の疑いで生徒や保護者から事情を聴いている。
 捜査関係者や学校によると、20日に教諭が生徒の持ち物を検査した際、拳銃の持ち込みが発覚した。職員室で保管していたが、23日夕に別の男性教諭(25)が室内で拳銃を扱った際に誤って1発を発射。銃弾は木製いすに当たったが、けが人はなかった。
(以上引用)
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
 
20日に生徒から没収し、23日に教諭が誤射、そして25日まで学校側はこの問題を放置していたことになる。福岡県以外の地域では信じられない事だと思うが、おそらくこの地域では「よくあること」なので、それほど大きな問題とは認識されなかったのだろう。
 
この志免(しめ)町という所は福岡空港の東側、現在は福岡市のベッドタウン化しつつあるが、元々は炭鉱で栄えた地域である。
   
イメージ 2
志免町のシンボル、国指定重要文化財の旧志免鉱業所竪坑櫓。筆者撮影)
 
ちなみに志免町を含む福岡県糟屋郡では、旧帝国海軍が艦艇の燃料となる石炭確保のために各所で採鉱所を開坑した。海軍志免炭鉱もそのひとつで、佐世保鎮守府主計部の管轄下、明治39年から終戦まで日本海軍を支え続けた。戦後は旧国鉄に払い下げられ、日本の復興の原動力となった。
 
それはさておき、志免は筑豊地区に連なる炭鉱町だったという経緯もあってか、福岡市内から車を飛ばしてみると何となく空気が違う。昭和34年には旧国労主導による暴動が発生した地域でもあり、筑豊ほどの柄の悪さではないものの、雰囲気は似ているのである。
 
そういえば私の知っている建設系企業某社はここに本社があるが、数年前に同和関連団体から「御社のカレンダーに掲載されている“大安”“仏滅”などの記載は差別を助長するものだ」云々とねじ込まれ、それに屈してカレンダーが真っさらになったという件もあった(これは実話である)。
 
12年前には私自身もこの近所で被害に遭っている。駐車場に停めてあった自家用車のタイヤが、千枚通しのようなものでパンクさせられたのである。
 
そして、この町で重要視されているのが「人権」。町役場のHPを開くと、いきなり出るのが「第36回人権を尊重する町民のつどいのご案内」とは恐れ入った。
 
「人権」を尊重し守るためには、拳銃所持を含む武装自衛もまた已む無しということなのだろう。中学校での拳銃誤射、案外この事件は日本のトレンドの最先端を先取りしているのかも知れない。
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …