自民党が何をトチ狂ったか、「婚活・街コン推進議連」なるものを立ち上げた。
とうとう男女の出会いや結婚にまで、政府が介入するのか。
これは究極の管理社会へ一直線コースではあるまいか？
産経新聞11月27日7時55分配信記事↓
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自民に「婚活・街コン推進議連」 会長に小池氏、メンバーは野田氏ら
会長の小池百合子元防衛相のほか、森雅子少子化担当相、野田聖子総務会長、田村憲久厚生労働相ら約３０人が加入。各地の街コンの視察などを通じ、開催促進に必要な施策の提言を目指す。婚活の推進を目指す議連の設立は野党を含めて初めてという。
小池氏は総会で「少子化対策と地域活性化という２つの国家的課題をいっぺんに片付けてしまう」と街コンの意義を強調。自身も独身の宮川典子衆院議員は「この議連が昔からあれば、私も３４歳まで独身じゃなくてすんだのでは…」と笑いを誘った。
（以上引用、下線太字は筆者による）
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けったいなのが「各地の街コンの視察」。
ＴＶの婚活イベント番組じゃあるまいし、合コンは議員への見せもんじゃないと思うのだが。
この発想はしかし、どこかで見たことがある。そう、アダルトＡＶの迷作でこんなのがあった。
『日本国民 全裸の日』１～９の各シリーズ（レーベル：AKNR（アキノリ））。
※注意（http://www.aknr.com/）
「20xx年。温暖化、少子化問題と、世界規模での危機を解消すべく、我が日本で半ば強制的に制定された「日本国民全裸の日」。効果は瞬時に表れ、温暖化の抑制、若年層の性欲の向上に貢献した。しかしその反面、性に対する暴走的な事件や出来事が多発していたのも、隠し切れない事実であった。～」
「地球温暖化問題」と「少子化問題」を同時に解決するために、年に一度だけ全国民が全裸で生活をすることを義務付けられる「日本国民全裸の日」が法律で制定された近未来の日本・・・そこで繰り広げられる様々な珍騒動を描くという設定。
この作品はＡＶとしては珍しく設定の背景、つまり日本政府の意図をくどいほど説明するという異色の作品である。ここで描かれている政府の発想は、
「冷房電力節約によるＣｏ２排出削減～暑ければ全裸ですごせばよい」
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「全裸になることで男女の生殖本能が活性化～少子化問題に歯止めがかかる」
というもの。
という自民党「婚活・街コン推進議連」の発想も、アダルトＡＶの企画とたいして変わらないというのがよく判る。
大丈夫か？ ニッポン？
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