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長州男児・安倍晋三の心意気を見た~靖国参拝

 
年末挨拶廻りの合間を縫って本日午後3時、靖国神社に参拝した。境内は師走の静寂の中、初詣の準備作業が進んでいた。
 
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(来年の干支「午」にちなむ大絵馬が登場!)
 
迂闊なことに
「安倍首相、本日午前11時半過ぎに靖国神社に昇殿参拝」
という報道は後ほど知った。よくぞ参拝して頂いた、本当に涙が出るほど嬉しかった。
 
時事通信の「首相動静」より↓
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首相動静(12月26日)
午前11時22分、官邸発。
午前11時32分、東京・九段北の靖国神社着。参拝。同47分から同55分まで、報道各社のインタビュー。「参拝の心境は」に「日本のために尊い命を犠牲にされたご英霊に尊崇の念を表し、不戦の誓いをした」。同57分、同所発。午後0時6分、官邸着。
(以下略)
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例によって中共(蟲凶)や韓国(姦酷)が発狂するのは、もう「お約束」の域に達しているので放っておいて、在日アメリカ大使館が早々と「失望」云々のコメントを出したのには逆に感心した。やけに手回しが早いではないか?
 
在日アメリカ大使館HPより
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安倍首相の靖国神社参拝(1226日)についての声明
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
 
20131226
 日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。
 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。
 米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する。
(以上引用、太字下線は筆者)
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要するに「失望はしているが、安倍首相の意は了解した」と言っているようなものである。そして「日本首相の靖国参拝」が、例の中共による「防空識別圏」設定と尖閣への度重なる領海侵犯に対する効果的な反撃手法だと認定したも同然ではないか。
 
仮にアメリカが「失望」して、中共尖閣侵攻を是認するだろうか?
また、中共による沖縄支配を容認するだろうか?
そして安倍首相に失望して、民主党共産党、「結いの党」などが政権に就くよう画策するだろうか?
 
マスコミが「失望」をクローズアップさせているが、こんなのは一寸考えれば誰だって判る話である。
 
アメリカ様がお怒りだ!」と騒ぎ、安倍首相を揶揄嘲笑する輩もいる。例えば偽リベラルの親米ポチ「あまぎなおと」とかの。
 
馬鹿か?
 
先ずは「自分の国は自分で守る」、そこから始まる。そして意思決定と行動は自らでやる。アメリカがどうこうと云うのは補強材料でしかない。
 
或いは、「A級戦犯7人の合祀」をもって靖国問題を論じる人もいる。サンフランシスコ講和条約の諒解事項に反すると。
 
しかしそれは、後付けの理屈である。
 
当時、「東京裁判」の結果は受け入れざるを得なかったが、SF条約でもって私たち日本人は、「東京裁判」や「A級戦犯」とされた人々への評価、そして「戦勝国史観」でもって未来永劫、縛られなくてはならないのか?
 
ナンセンスである。
 
安倍首相の目標は「戦後レジームからの脱却」、その一環としての憲法改正や諸々の施策がある。「首相の靖国参拝恒常化」もそのひとつ。これは避けて通れない道である。
 
「陛下が、陛下が…」と天皇陛下を持ち出して「A級戦犯7人の合祀」を批判し、天皇陛下が行けない云々と言う人もいる。だがしかし、日本国の国民と首相が堂々と参拝するからこそ、天皇陛下御親拝への道が拓けるのではないだろうか。なんでもかんでも天皇陛下に依存する事自体がおかしいのである。
 
安倍首相の参拝が年内ぎりぎりにはなったものの、タイミングとしては絶妙であることも評価したい。スーダンの韓国軍に弾薬供与したものの韓国は恩を仇で返して来ている渦中、そして「生誕120周年、毛沢東の誕生日」という日にぶつけたのは成功である。菅官房長官的には、待った甲斐があったというものか。
 
私は今日の安倍首相の壮挙に、高杉晋作の「功山寺挙兵」と同じ心意気を見た。
 
元治元年(1865)1215日、長州藩を牛耳っていた反尊皇派に対して高杉晋作らが寡兵でもって立ち上がった「功山寺挙兵」、これが維新回天事業の第一歩となった。
 
このとき高杉晋作三条実美ら五卿に自らの決意を述べた言葉が、
 
「これよりは、長州男児の肝っ玉をお目にかけ申す」
 
安倍首相の唱える「戦後レジームからの脱却」が目指す世界とは、決して戦前への回帰などではなく、私たち日本人が自らで切り開く未来の世界である。
 
そう、今日の安倍首相靖国参拝は「一区切り」などではなく、「戦後レジームからの脱却」を進めるための狼煙(のろし)であり、そしてまた、長州男児安倍晋三の心意気の披露でもあるのだ。
 
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