ハワイを旅する楽しみの一つに「実弾射撃」が挙げられる。あちこちに観光客向けの射撃場があり、特に日頃実物の銃器に触れる機会のない日本人観光客が多く訪れている。
ワイキキならロイヤル・ハワイアン・センター4Fの射撃場が行きやすい。俗に云う「44マグナム」ことS&W M29から競技用ルガーまで、一通りの銃が揃っている。
拳銃射撃に飽きたなら、郊外にある射撃場がよい。「ゴルゴ13」でお馴染みのM16A1や、世界一の生産量を誇るAKシリーズ(AK-47)などのアサルト・ライフルの射撃が楽しめるからである。
銃器の種類は射撃場によってまちまちだが、私がお薦めするのはコルト1911をはじめとする「 Model 1911 」の拳銃である。
(米コルト社の「コルト1911」広告)
1911年から1985年まで米軍制式拳銃の地位を占め、現在でも軍・警察・民間で使用されており、コルト社のパテントが1986年に失効してからはS&W、ウインチェスター、キンバー、ルガーら同業各社がいろいろアレンジした「1911」モデルを製造販売している。
現在米軍が制式採用しているベレッタM92Fなどに比べると大味な感じで、若干重いものの、ズシッと来る手持ち感は何とも言えない風情がある。使用弾丸は45ACP弾、ハイパワーの射撃を楽しめる。
大方の日本人観光客に人気なのは何と云っても「44マグナム」だそうだが、ハイパワーの元祖「コルト1911」シリーズを撃ってみれば、アメリカ人のハイパワー信仰の一端が理解できると思う。
皆さまがハワイへご旅行の際に射撃場へ行く機会があれば、是非お薦めする銃である。
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