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財務省が抽選で5億円給付!?の詐欺メールは意外と名案か

 
先々週、日経や時事で報道されていた「給付金5億円当選メール」の件。あからさまな詐欺メールなので、引っ掛かった人は流石にいないようである。
 
財務省HP~報道発表より↓
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平成26418
消費税増税対策の給付金が当選したとのメールにご注意ください
官公庁を装って、消費税増税対策の一環としての給付金5億円が当選し、その給付のため、銀行口座等の個人情報を求める内容の電子メールが届いたという情報が財務省に寄せられています。
財務省をはじめとする官公庁において、消費税増税対策の給付金を抽選により給付するということはありません。詐欺等を狙った電子メールであると考えられますのでご注意ください。
 
参考
 平成26年4月からの消費税率引き上げに際し、「臨時福祉給付金」、「子育て世帯臨時特例給付金」及び「すまい給付金」が支給されますが、今回の件とは関係はありません。
 なお、これらの給付金の概要等については、以下のホームページをご覧ください。
 
関連リンク
  ≪参 考≫
問い合わせ先
大臣官房文書課行政相談係  電話 03-3581-4111(内線2975)
(以上引用)
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この詐欺メールの失敗は額面が「5億円」と大きすぎた事、それと「当選」という文言を使った事である。犯人はおそらく、政府の給付金制度と種類について勉強していなかったのであろう。
 
例えば臨時福祉給付金の特例条項で還付金が発生したので…」云々の文言を使っていたら、被害者が続発していた可能性がある。今回は犯人が馬鹿だったので助かった。
 
それはそれとして、消費増税対策の給付金5億円が当選した」という発想自体は意外に使い道があるかも知れない。
 
これをもとに総務省所管の「財団法人 日本宝くじ協会」が運営する「宝くじ」の新バリエーションとして、
(仮称)「消費増税還元ジャンボ宝くじ
なるものを上市してみれば、人気となるのではないだろうか。
 
そして異常に高い日本の宝くじの控除率(約46~50%)に鑑み、当選本数を増やして諸外国より低い約30%台とし、日本中央競馬会(JRA)の「中央競馬」のテラ銭25%に近づけるのである。
 
総務省で検討しないのであれば、詐欺メールの注意喚起をした財務省自体が直営で行えばよい。
 
ちなみに「宝くじ」も「競馬」も、胴元のピンハネ率が異常に高い“ギャンブル”。従って、まともに勝負するような種目ではない。私は「見(ケン)」、つまり見送りと云うことで、参加者の健闘を祈ることにします。
 
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