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もう一押しの安倍NATO演説

 
安倍首相がNATO本部での演説で、中国の軍拡を名指しで批判。なにしろ中共が一方的に日本を名指しで非難しているのだから、当然の措置ではある。
 
毎日新聞57123分配信記事↓
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<安倍首相>中国軍拡,名指し批判 NATO演説で
ブリュッセル念佛明奈】欧州歴訪中の安倍晋三首相は6日午後(日本時間6日夜)、最後の訪問国ベルギーを訪れ、ブリュッセル北大西洋条約機構NATO)本部で演説した。中国に対し、海洋進出や軍拡の傾向が顕著として「我が国を含む国際社会の懸念事項になっている」と名指しで批判。同時に政権が掲げる「積極的平和主義」実現に向け、集団的自衛権の行使容認などのために憲法解釈を見直す必要性を訴えた。(以下略)
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対中政策とアピールは、安倍政権の存在意義につながるものである。従ってこの程度の声明は出して当然、と言うか、それ以前の政権があまりにも中国の出鱈目な主張や尖閣侵攻、反日暴動などに対して、「配慮」云々を持ち出して反撃して来なかったという情けない状態だったことを裏付けている。
 
また「NATO本部での演説」というのもミソで、邪悪な人類の敵である中共に対して裏では武器を売りつけているフランスやドイツへの皮肉にもなっている。もっとも首相と外務省にそんな意識があるかどうかは判らないが。
 
ただし安倍演説には、もう一押し足りないものがある。それは中共が捏造し日本非難のダシとして使っている「南京大屠殺」「従軍慰安婦」「遺棄化学兵器」などについて、
 
「日本は中国・韓国が捏造した“歴史問題”について、両国に対し謝罪と賠償を求める」
 
とはっきり明言しなければならない事である。日本政府は南京事件従軍慰安婦もとい只の売春婦問題について「政治問題化しない、させない」方針だが、それは逆で、むしろこちらから政治問題として国際社会に提議し、検証作業を進めるべきなのである。なにしろ真実の歴史が表に出れば、討ち死にするのは中韓両国なのだから。
 
ついでに「軍拡、侵略意図を明らかにしている中共が、UN(聯合国機構=“国連”とも言う)常任理事国になっているのはおかしい」とUN総会で提案するくらいでないと。
 
当たり前のことを実行する、それだけの話である。
 
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