賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

ネタか?平成78年高速無料とは…

 
一昨日(5/28)、閣議決定されていた道路法等の一部を改正する法律案」、所謂「改正道路整備特別措置法」が今国会で成立した。
 
読売新聞5291025配信記事↓
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老朽化高速、通行料で改修…無料化へ道のり遠く
 高速道路の有料期間を最長15年間延長して2065年までとする改正道路整備特別措置法が28日、成立した。
 徴収した料金は老朽化対策に充て、今後、造り替えなどが進む見通しだ。ただ、事業費が想定以上にかさむ恐れもあり、政府が目指す65年以降の無料化が実現するかどうかは不透明だ。
 今回の改正のきっかけは、12年12月に9人が死亡した中央自動車道・笹子トンネル(山梨県)の天井崩落事故だ。トンネルの老朽化が原因とされる事故を受け、東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社と首都高速道路阪神高速道路本州四国連絡高速道路が、全国の道路設備を再点検した。
 その結果、大規模な造り替えや改修が必要な箇所が相次いで見つかり、計約4兆円の追加費用が必要と試算された。特に1964年の東京五輪に向けて突貫工事で造られた首都高速は、完成から半世紀が過ぎた区間もあり、路面の陥没やひび割れが発生するなど、対策が急務だ。(以上引用)
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(ご参考)国土交通省HPより
道路法等の一部を改正する法律案について
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改正の趣旨は
 
首都高速道路等の高速道路の老朽化に対応した迅速かつ計画的な更新事業を行うとともに、高速道路の活用を図るため、現行の料金徴収期間後の一定期間における継続的な料金徴収、立体道路制度の既存の道路への適用拡大、スマートインターチェンジの整備に対する財政支援等の所要の法的措置を講ずる。」
 
というもの。注目すべきポイントは、
 
・高速道路の更新財源を確保するため、平成62年(2050年)迄としていた有料期間を15年延長し、平成77年(2065年)迄とする。
 
よって無料化は平成78年(2066年)から。
 
これは「ネタ」なのか?
 
あと52年も待たなければならない…とは。
 
その時にはおそらく、私はこの世をオサラバしている筈だ。仮に生存していたとしても103歳であるから、果たして運転は可能だろうか?
 
何か一番おいしい所を味わえずに逝くのが癪(しゃく)なのだが、それでも政府と高速事業者が高速道路の恒久有料化を考えていない事が確認できただけでも、諒とするべきか・・・
 
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