賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

マカオで大東亜戦争延長戦を敢行せり

 
昨日(8/15)朝、当地(香港)のTVニュースで「日本戦敗69周年」などと言っていた。我が国では終戦記念日と呼称しているが、それは誤魔化しに過ぎず、実態は敗戦記念日。あの「UN=連合国機構」を「国際連合」という名詞の創作で誤魔化しているのと同じである。
 
終戦詔勅が公表された8月15日と云う日を戦没者の慰霊のため、取りあえず“記念日”とするのは結構だが、毎度毎度の「不戦の誓い」云々には反吐が出る。戦争に負けたから、もうやりません・・・と言うが、勝っていたか又は引き分け状態だったら「不戦の誓い」云々なんぞの文句が出てくる筈はない。
 
そして大東亜戦争は無謀に見えて実は、勝利できた局面が複数存在した戦争でもあった。しかし意味不明な日本海軍の戦略と曖昧な戦争終結構想、そして「敗戦革命」を目論んだ陸海軍の一部指導層が存在した結果、無惨な敗戦となってしまったのである。したがって「終戦記念日」は単に慰霊の念を示すだけではなく、「敗戦記念日」としてしっかり敗因を検討し、今後に生かしてゆくべきではないだろうか。
 
大体、
「日本は負けたので戦争はこりごりです。安らかにお眠り下さい」
と祈られて、本当に御英霊が喜ぶであろうか。
それよりも、
「皆様が戦って下さったからこそ、白人勢力に搾取されていた有色人種諸国は独立に踏み出すことが出来ました。後世の私たちも頑張ります」
と誓うのが、散華した御英霊を慰めるにふさわしいのである。
 
15日は朝からこのような事を考えていたので、午前中に例の「六四紀念館」(天安門事件記念館)参観を済ませると、午後の予定を変更してマカオに向かうことにした。
 
イメージ 2
 
マカオの夕景)
 
何をしに行ったかと言うと、「博奕」。私にとって賭博は戦争と同じだからで、特にシナ資本とアメリカ資本のカジノが集中しているマカオでの賭博は、
大東亜戦争の延長戦」
という感覚で毎回行っている。
 
ちなみに
「カジノは大人の社交場だから、勝ち負けにこだわってはいけない」
云々と御託を並べている評論家がいるが、それは勝負の本質から目を逸らそうとしている虚説である。賭博は勝ってナンボの世界、負けて尚且つ「大人の社交場」と見栄を張る博奕打ちとは、どんなに格好をつけても似非博奕打ちでしかない。
 
今回は大東亜戦争延長戦記念日」として、手元にあった70万円ほどを全額投入。戦場として『銀河娯楽(ギャラクシー・エンターティンメント・カジノ)』を選択した。何故ならここのオーナー・呂志和氏は中共の全国政治協商委員。その息子で副会長の呂耀東氏は
「台湾も香港と同じように中共の下で一国二制度を受け入れればよい」
などと公言している、親子揃っての親中派だからである。
 
 
イメージ 3
(ギャラクシー正面玄関)
 
ところが、最近はマカオに来ても、IR(カジノを含む統合型リゾート)関係の評論と某所向けレポートのための資料集めやら面談やら何やらで、博奕そのものに集中する機会が少なくなっていた。そのためか、手堅く勝とうと緒戦でミニマム1,000香港ドル(最低賭け金1万3千円)の「バカラ」卓を選んだのが裏目に出た。確率1/2なのに、何と10回張って全部外すとは。
 
これはいかん、場を変えよう、と別のエリアへ。眼についた「カリビアン・スタッド・ポーカー」のミニマム1,000香港ドル卓のプレイの流れを見て、ここに着席。
 
これが正解だった。なんと毎回配られた手札は「K」のワンペアを皮切りに、「A」のワンペア、「K」「J」のツーペアとかが連発。挙句に「7」のスリー・カードまで出現するという炸裂ぶりだ。
 
明らかにバカラの負けを取り戻す以上の儲けになったので、キリのいい処で止めて(ここが肝心)、例の如く日本円への両替OKの新葡京娯楽場(グランドリスボア・カジノ)に出向く。〆てみたら100万円分両替出来た。
 
流石に倍勝ちとはいかなかったが、取りあえず、
「我、敗戦記念日に独り勝つ」
 
やはりギャンブルは勝たなくては。心ある日本人諸士の奮闘を祈るのみである。
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …