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港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港民主派を親中派が威嚇

 
 
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「佔中」運動の提唱者、戴耀廷(ベニー・タイ)香港大学法律系副教授が著した佔領中環(香港・天窗出版社、20137月初版)
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14日、香港の民主派による抗議活動が行われた。このデモは中共が「親中派しか立候補できない」と決定した2017年の香港行政長官選の制度改革に抗議するため計画されている、「佔領中環」略して「佔中」金融街のセントラル占拠)の準備的なもので、参加者は香港政府への抗議の意を示す長い黒布を持って行進した。
 
デモ隊は繁華街の銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)から金融街の中環(セントラル)まで行進したが、途中の湾仔(ワンチャイ)で親中国派「保衛香港運動」メンバーの数十人が民主派の人々に罵声を浴びせ、襲撃するそぶりを見せて威嚇するという挙に出た。
 
香港獨立媒體915日配信記事↓
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佔中千人黑布圍城 準備抗爭
(獨媒特約報導)和平佔中昨日(914日)發起「黑布行」遊行,隊伍拉起9條各50米長的黑布,以黑布圍城,展示政權出賣港人的的罪狀。遊行在下午3時半於銅鑼灣東角道出發,沿軒尼詩道至中環遮打道行人專用區。警方指有1860人參與遊行,大會則估計約有4000人,人數遠超預期。市民響應大會呼籲,身穿黑衫和戴上黃絲帶前來,當中除了佔中義工,多名泛民議員包括何俊仁、毛孟靜、梁國雄等均有參與,他們手持黑布,帶領遊行隊伍前進。隊伍讓長者先行,學生等在後,寓意承先後。
(中略)
保衛香港運動襲佔中人士
保衛香港運動於遊行路線灣仔鵝頸橋設街站,高聲批評佔中人士是「送學生去死」,不斷用言語挑釁遊行隊伍。鵝頸橋是「打小人」熱點,保衛香港運動乘勢以揚聲器高喊「打你佔中個死人頭」。遊行隊伍經過時,保衛香港運動成員即高聲呼叫,需要警員維持秩序。
市民劉小姐路經「保衛香港運動」街站時,因不滿反佔中人士辱罵學生,上前理論,被反佔中人士從後推撞。但只拉開她而不向任何人士作出警告。劉小姐向警方舉報但警方不受理,推要先帶劉小姐到警署落案才可以開始調。劉小姐接受傳媒訪問時,疑似襲擊人士依然不斷挑釁,聲稱要與劉小姐「隻揪」,但在場警方完全沒有理會。(以上引用)
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以前書いたように近年の香港では嫌中、反中感情が急激に広まっており、一般の市民生活でも至る所で「大陸本土人 vs 香港人」の小競り合いという形で現出している。それに加えて、双方合わせて数千人規模の「北京寄り親中派団体vs 香港の急進民主派」という衝突が市内各地で発生している。
 
特に一昨年の7月14日香港の繁華街・旺角(モンコック)で発生したのが、法輪功支援団体と親中派団体香港青年関愛会との衝突、そして中共の悪行を非難した小学校教師(林慧思さん)への親中派団体の圧力であった。この事件が引き金となって8月4日、同じ旺角(モンコック)で双方合わせて数千人が一触即発の睨み合いとなり、香港警察が割って入る事態に発展した。
 
我が国でも在日特権に抗議する人々に対して「しばき隊」とかの外道が暴力をふるっているようだが、まさに中共や朝鮮の手先であることを自ら証明している。
 
もっとも在特会らと「しばき隊」らの衝突は、数千人規模の香港民主派と親中派の衝突に比べると「ちんけ」なものである。そのちんけな「しばき隊」や民主党有田議員らが「ヘイト」だ何だと鼓吹して、それを真に受けるマスコミや自治体、某舛添の如き輩がのさばる日本は、ある意味平和な国なのだろう。
 
しかし香港の人々の抗議活動は、まさに自分たちの政治的自由、如いては今後の香港の繁栄に関わる「死活問題」でもあるのだ。
 
※『蘋果日報』の「和平佔中」サイト
 
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