(「國殤之柱」)
するとTVでは、香港政府総部前の道路の民主派を警察が「清場」つまり強制排除している映像が流れていた・・・俺の帰国と入れ違いに強制排除か!
(この情景が一日で無くなってしまった!)
前にも書いたように、香港市民は大人も子供も、これだけの大規模な抗議活動を誰も経験したことが無い。だから民主派だけでなく反民主派の人々でさえ、何をどうしていいのかまったく判らない状況のままで、手探りで出口を模索していたのだ。
今回滞在中に話し合いの機会を得たのは、
・民主派最大政党のひとつ「民主黨」の主席・劉慧卿氏(立法會議員)と、同じく立法會議員の單仲偕氏
・親中派(建制派と呼ばれる)最大政党「民建聯」の主席・譚耀宗氏(立法會議員)ら3名 ⇒ ※ 彼らとの会談は外務省の要請による
・香港本土派(急進民主派と呼ばれているが、実態は民主主義と香港人の固有の権利、教育、伝統、文化を守ることを目的に活動している)の人々
・そして占拠中の政府総部前、銅鑼湾で出会った民主派の人々
今迄に取り得た打開案を次々と香港政府に反故にされた民主派の人々は、良い方向に向かう出口が見えない事を憂いていた。反民主派の「民建聯」の人々は現状について触れなかったが、その表情と態度からは同じく打開策が見えないことへの焦りが窺われた。
20日からの北京での中共行事・第18期中央委員会第4回総会(4中総会)に間に合わせるため、何としても体裁を整えておきたい・・・というのは前にも書いたように当初から解り切っていた。
日本の報道では単に「学生」と書かれていて、おそらく皆さんはすべて大学生をイメージされていただろうが、実際は中高生が1/3近く占めていた。
(香港政府総部がある金鐘(アドミラルティー)で出会った中学生)
(金鐘で演説中の学生団体「學民思潮」代表・黃之鋒君(17歳)
しかし香港の民主運動はこれ一回で挫折消滅するような底の浅いものではないし、また消滅させてはならない。また今回香港で知り合った人々も、今後の長期戦を覚悟していた。これからは立法議会で、波状的な大遊行(大型デモ)で、そして言論戦の継続で、国際社会へのアピールを繰り返して「公正な真の普通選挙の実現」を第一目標とする運動になる。
私も彼らとの約定を果たさなければならないので、先日の台湾「太陽花(ひまわり)學運」を日本の多くの有志が支援したように、香港民主派へ日本がどう効果的に支援できるかを模索し実行する。
心ある日本の皆さん、どうか香港の自由と公正な民主主義を守る人々への応援をお願いします。
お前らは、もはや人間ではない。
その報いはやがて、こうなる。
「香港における公正な真の普通選挙の実現」
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「香港人の命運自決の権利獲得」、
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「中国本土各地での民主化運動の興隆」
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「華南(広東)地域の北京からの独立」
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「香港本土化~独立」
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「中国各地の民主独立政府樹立~連邦共同体へ」
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