賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港旺角の民主拠点「落城」…香港警察は外道集団へ

 
返還前、香港警察は「皇家香港警察(Royal Hong Kong Police)」と呼ばれ、市民の信頼が厚かった。しかし今ではすっかり中共の狗に成り下がってしまったようである。
 
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11/15、旺角の民主派占拠地にて)
 
一昨日、九龍半島の繁華街・旺角(モンコック、現地発音は「うぉんこっ」)の民主派排除が実施され、その際の香港警察の外道ぶりには改めて驚いた。
 
特に抵抗する様子の無い学生を手当たり次第に拘束するわ、その場に居た学生団体香港專上學生聯會』(Hong Kong Federation of Students,略称は學聯)の副秘書長:岑敖暉氏(香港中文大学生)と『學民思潮Scholarism,中学生主体の学生組織)代表:黃之鋒氏(香港公開大学学生)を「法廷軽視罪」という何だかよく判らない罪状で押さえつけて逮捕するわ、中学生も容赦なく引きずり倒すわ・・・
 
そして異常なのは逮捕者の多さ。米ミズーリ―州での黒人暴動は「放火」や「略奪」、「破壊」が伴っているにも関わらず、逮捕者は80数人のレベルであるが、25,26の両日に香港警察が逮捕したのは150人を超えている。
 
今の香港警察が向いている方向は香港市民ではなく、人民を平然と弾圧粛清する北京の方である。すなわち、香港警察は「外道集団」と化しているのである。
 
この警察の行為に拍手を送っていた市民の姿もあったが、愚かな話である。このような前例を作った警察は、もう歯止めが効かない。中共と香港政府の意に沿わぬ者と判定されれば、次は自分たちも同様の目に遭うというのに。
 
しかしこれは他人事ではない。我が国においても2009年、北京オリンピックの長野聖火リレーにおいて長野市中共動員のシナ人数千人に占拠された際、長野県警はシナ人に攻撃されている日本人を守るどころか、逆に日本人を取り締まる側に回ったのは皆様ご承知の通り。
 
民主主義国家の警察が独裁外道国家の利益のために使われる・・・こんなナンセンスな話が罷り通っているのが現代社会であるということを私たちは忘れるべきではないだろう。
 
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