賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

5年前は「民主党390議席」

 
先週マスコミ各社は「自民300議席超」と報じ、昨日の産経でも「317議席」という数字を出している。↓
 
「~自民党は、平成21年に民主党が単独政党として獲得した現行憲法下での最高議席(308議席)を上回り、衆院の3分2に当たる317議席をうかがう勢い~」
 
しかし5年前の出来事を振り返ってみれば、こんな数字が出ても驚くには値しない。週刊現代2009822日、29日号に“政党別獲得議席予想が載っているが、
民主党390自民党44、公明党
 
これは革命だ。自民は小選挙区でほぼ全滅!
と、えらく景気のいい見出しである。なにかもう、こうなりゃ言ったもん勝ち…といった感じで、
「自民にお灸を据えるか」とか、
「民主にいっぺんやらせてみるか」といったお気楽な雰囲気が漂っていたのが、5年前の政権交代選挙だった。
 
しかし選挙結果はマスコミが決めるのではない。また自民党民主党が決めるのでもない。
 
我々国民一人ひとりの選択を多数決という手法で収斂した結果、決まるのである。
 
2009年の衆院選では、「政党対政党の選挙だ、政権交代選挙だ」…などと大マスコミが煽動していたのを覚えておいでの方もあろう。そして今回の選挙でも、「自民300議席超」という数字を独り歩きさせている。
 
そこには個々の人物の力量や政策、実績、人格の比較による選択、という基本中の基本、当たり前の視点が欠落している。政治家を単なる「陣笠議員」程度に軽んじているマスコミの論調は一種の洗脳であり、国民を騙そうとしているのである。
 
ここ数年の総選挙の本質は「自公 VS 野党」ではなく、
「日本国民  VS 大手マスコミ」
という事を心ある者は認識しておくべきだろう。
 
日本国民がマスコミの情報操作を見切って選択できるか?
マスコミが日本国民をコントロールし切れるか?
 
5年前の政権交代選挙では、民主党390議席」ムードに国民は流されてしまった。
 
そして今回は・・・
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …