●去る10日に行われた独メルケル首相と民主党岡田代表の会談内容について、ドイツ側が民主党側の主張を「正しくない」と否定。ところが岡田氏は「慰安婦問題はドイツ側から持ち出した」と、ドイツ側主張を否定するという事態になっている。
つまり、どちらかが嘘をついているという事になる。
以下に独・民主党会談の主要報道を時系列で整理してみた。
1.共同通信 3月10日13:06配信記事↓
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ドイツのメルケル首相は10日、民主党の岡田克也代表と東京都内のホテルで戦後70年の歴史認識について意見交換し、日韓両国の懸案となっている慰安婦問題の早期解決を促した。「きちんと解決した方がいい。日本と韓国は価値観を共有しているので和解が重要だ」と述べた。
外相経験者の岡田氏は「歴代首相の間で一定の理解が進んだが、なかなか難しい状況だ」と説明。その上で「痛みを与えた方は早く忘れたいが、受けた方は容易に忘れられない。それらを踏まえ、和解の問題は対応しなければならない」と強調した。(以上引用、太字下線は筆者)
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2.共同通信 3月14日13:06配信記事↓
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独、慰安婦問題発言を否定 見解伝達と菅氏
ザイベルト氏はメルケル氏が日本で質問に答える形でドイツがナチス時代の過去とどう向き合ってきたかについて発言したと説明。日本での記者会見で「(過去との向き合い方を)助言するために日本に来た訳ではない」との立場を表明したとし岡田代表との会談でも同じ「表現を用いた」と強調。
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3.共同通信 3月14日16:39配信記事↓
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民主党の岡田代表は14日、三重県四日市市での会合で、10日のメルケル・ドイツ首相との会談をめぐり、同氏から従軍慰安婦問題の解決を促されたと重ねて説明。「慰安婦問題はメルケル氏が持ち出し『日韓両国は非常に大事な関係だから、この問題を早く解決した方が良い』と(言われた)」と、やりとりを紹介した。
同時に「『日本政府に』とは言っていない。誰がとは言っていないが、解決した方が良いという話だった」と語った。
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上記1.の報道を受けてマスコミ各社や韓国各方面が大はしゃぎだったが、2.以降はこの問題に触れるのを避けている。民主党岡田氏側だけが3.のように自説を繰り返している。
もっとも岡田氏は3.の、
「 同時に「『日本政府に』とは言っていない。誰がとは言っていないが、解決した方が良いという話だった」と語った。」
とあるように、逃げを打ち始めているので、どちらが嘘をついているのかは自明であろう。
民主党が詐欺犯罪集団なのは今更述べる必要も無い事実。更に、外国要人の発言まで捏造する「国際的虚言政党」としての地位を目出度く獲得したのが、今回の騒動の成果ではあるまいか。
●そして「慰安婦問題」だけがクローズアップされているが、もうひとつ問題なのは、最初の1.報道で、
「~日本と韓国は価値観を共有しているので~」
とドイツ側が言ったかどうかという点である。
この発言がなされた・・・という報道の伏線として、最近判明した外務省ホームページにおける韓国データ改正が存在している。
外務省HPの「大韓民国基礎データ 二国間関係」より
従来の記述、
これが下記のように改正されている。
↓
「韓国は,我が国にとって最も重要な隣国であり~」
常軌を逸した言動を行っている韓国と基本的価値観が共有できないのは当たり前の話なので、外務省の改正は当然である。
然るに、これを快く思わない親韓・反日勢力は、外国要人に
「日本と韓国は価値観を共有している」
と発言させて、外務省と日本政府に圧力をかけたい・・・と考えているであろう。
この点についても検証が必要ではないだろうか。各方面の独側へのアプローチを望むものである。
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