賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

私の「朝鮮人に妥協は無用」

 
● 韓国人との最初の論争体験
 
もう24年も前になるが、韓国の仁川から中国・山東省の威海まで船旅をしたことがあった。当時は中韓に国交が無く、韓国人は「探親」つまり親戚訪問という名目で往来を許可されていた。ただし国際航路なので、日本人は「第三国人」扱いで諸々の許可証の類も必要なく、行動の制約がまったく無かった。
 
200人ほどの乗客の中で日本人は私だけ、しかも4人相部屋だったので、必然的にお互い酒を酌み交わしながら雑談となった。当時の私はSF作家・豊田有恒氏の影響で韓国語をほんの少しかじっていたが、会話は日韓英のチャンポンという有様だった。
 
丁度その頃、韓国と北朝鮮が国連同時加盟という話題で盛り上がっており、酒の席でもその話になったが、突然ソウルで商社経営の某氏らが私に、
韓半島が38度線で分割されたのは日本のせいだ」
と食って掛かってきた。周りの連中もそうだそうだと息巻いている。しかも面白いことに、食って掛かってきた3人が別々の事を言ってきた。
 
a.商社の社長氏いわく「朝鮮総督府が米軍とソ連軍に対して38度線での分割を提案した」
 
b.別の40代会社役員氏いわく「38度線の南側が朝鮮軍、北側が関東軍の管轄だった」
 
c.50代のオヤジいわく「朝鮮軍が米ソ両軍と裏取引した」
 
いずれも事実無根である。
 
当時のアメリカ軍は朝鮮半島全土に兵力を展開する余力が無く、またソ連軍の満州侵攻・南下スピードが急速だったので、38度線を米ソ両軍による朝鮮半島の暫定的管理のための境界としたに過ぎなかった。元々はアメリカ側が提案したものである。
 
また当時の朝鮮軍の管轄は朝鮮全土で、昭和13年の張鼓峯事件でソ連軍と対峙したのは朝鮮軍であった。朝鮮軍の管轄下で、昭和19平壌にて編成された中迫撃砲中隊が硫黄島に派遣されて玉砕したりもしており、38度線の南側が朝鮮軍、北側が関東軍の管轄だった云々は間違いである。
 
そして「朝鮮軍が米ソ両軍と裏取引した」は、全くの虚構である。
 
私は韓国語の辞書を引き引き、上記の事実をもって反論したのだが、連中はとにかく日本の責任にしようとして来る。延々2時間の激論となったが、4人がかりでも私が一歩も引かないものだから連中がギブアップした。
 
キャビンのバーで飲み直そうとなって連中が言うには、
「大抵の日本人は議論を吹っかけると無視するかハイハイと妥協するんだが、あんたのような日本人は初めてだ」
と驚いている。
 
この体験の後になるが、当時の宮沢喜一首相がソウルで「慰安婦」問題についてペコペコ頭を下げ、例の「河野談話」が出るに至り、嘘を平然と主張する韓国人の厚かましさと日本の政治家の御都合主義に絶望した。
 
● 論争は、逃げず、怯まず、堂々と
 
我が国は「言挙げせぬ国、言霊の幸はふ国」であり、それが神ながらの国の美徳であった。そのためか論争になった場合、徹底的に相手を叩きのめす方が非常に少ない。これは日本人の美点であるが、相手が異民族の場合はそれが全く通用しない。
 
現代ほど数多くの異民族を相手とする時代は、我が国開闢以来初めてではないだろうか。同じ日本人同士であれば“なあなあ”で済む事も、異民族相手ではハッキリ白黒つけなければならない事が多い。
 
異文化コミュニケーション等の学問が成り立つ前提は、相手が善良な市民である事だが、確実に悪意のある相手に綺麗事が通用するだろうか。
 
また朝鮮人やシナ人のように、嘘や虚構の論理を振りかざして恥じることが無い人種も地球上に存在するのだから、こと異民族に対しては「沈黙は金」という格言が通用しない。単純な間違いだけではなく、狡猾な策略には立ち向かわなければならないのである。
 
大はアメリカに於いて朝鮮人・シナ人が行っている慰安婦南京事件等の反日策動に対して、堂々と反論し策動を潰す事は勿論、小は我々レベルでもブログのコメントひとつに対して黙殺するだけではなく(低レベルなら無視しても構わないが)、徹底的に突っ込むべきではないだろうか。
 
シナや朝鮮のように国旗を燃やしたりする行為を相手にやり返すのは、こちらが同レベルになってしまうので論外だが、キチッと言うべき事は言う。
 
特に韓国・朝鮮人相手には妥協する事なく、徹底的に事実を主張し、それを全世界に発信する。
 
要するに、「日本人を舐めるな!」と判らせる事である。
 
 
明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録審査が持ち越され、協議妥結した筈の韓国が土壇場で反対するという出来事に愕然としている方もおられるようだが、そもそも横車を押す韓国に対して「話し合い」の妥協なんぞ無用。
 
みんな、何度騙されれば気が付くのか・・・
 
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