賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港「防止児童色情物品条例」は厳しい


去る15日に開幕した『第26屆香港書展』(第26回香港ブックフェア、主催:香港貿易発展局、香港島湾仔の香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)で21日まで開催)。


日本でのブックフェアと同様に出版各社などの展示即売会が主となっているが、ちょっとした騒動が持ち上がっている。6歳の女児モデルの写真集が児童ポルノに該当するのではないかと云うクレームが相次ぎ、出版社が展示即売取り止めを決め、次いで警察の調査が入る事になったのである。


 
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蘋果日報より)


香港・蘋果日報  718日配信記事


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容被斥意識不良 出版社下架 警方調美心妹妹寫真


【香港書展】
【本報訊】深得廣告商歡心、外號「美心妹妹」的楊鎧凝(Celine),在今年書展推出《童萌時光》寫真集,標榜到韓國取景,但部份在床上拍攝的相片露出褲、特寫臀部,又有「擘髀」動作,被斥意識不良,連日被網民、家長、保護兒童組織等炮轟。出版社昨先取消簽名會,再把該書下架,事件主角、一度「死撐」的攝影師RonaldLam深夜就事件致歉。警方指秀茂坪警區已接手調事件。(以下略)
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イメージ 2
蘋果日報より)


写真集が物議を醸している理由は、香港の「防止兒童色情物品條例」に抵触する部分があるからで、確かにこんなのは拙いかも知れない。
 
イメージ 3
蘋果日報より)


日本の「児童」規定は18歳未満だが、香港は16歳未満。但し罰則は香港の方が厳しい。


児童ポルノ所持の場合)


・日本: 1年以下の懲役又は百万円以下の罰金


・香港: 最高禁固5年に加えて罰金100香港ドル(円換算:約1,600万円)


しかも日本では児童ポルノ児童虐待覚せい剤など薬物犯罪に対して執行猶予がつくことが多い、すなわち甘い。しかし香港では実刑が多いし、大陸側では特に薬物犯罪は重罪、死刑判決・執行が日常茶飯事になっている。


我が国も対児童犯罪、薬物犯罪などの刑罰重罪化と、執行猶予判決を極力減少させるよう世論喚起が必要なのではないだろうか。


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