賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港VS中国『進撃的共匪』

 
マンガ「進撃の巨人」がヒットするに連れて、それをネタにした記事やら、関連商品やらをあちこちで見かけるようになった。そしてネットでは、パロディ画像も氾濫している。
 
海外でも同様で、「勝手にハリウッド版 ポスター」などというものが出回っている由。 
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そんな中、香港から届いたのが急進民主派団体「熱血公民」の機関紙『熱血時報』である。その6/23号の表紙が凄い。↓

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中国共産党の手先である梁振英・香港行政長官が巨人化し、香港の街を襲うという題材。
 
急進民主派団体「熱血公民」は以前のエントリーで述べた「香港本土主義」を運動の中心としている政治団体で、「自分は中国人ではなく香港人」と認識している若い世代の支持を集めている。
 
香港の「本土意識」は、「香港こそが“祖国である」という認識下に香港ローカルの権利拡大を目指す意識と行動で、彼らにとっては香港の民主化が最優先かつ全てであり、既存民主派が従来テーマにしている「建設民主中国=中国本土の民主化」は関係のない話・・・勝手にやってくれという姿勢である。
 
そんな本土派の人々にとっては、中共の手先と化している梁振英長官は巨人並みのバケモノとしか映らないのだろう。
 
今年は香港の地方選、来年が香港立法会(香港議会)議員選挙と、2017年の行政長官選挙前に重要な政治イベントが控えている。そして民主派内の“本土派”が増大することで、民主化運動も違った展開が望めるようになる。今後も注視してゆきたい。
 
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