賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

マカオ:8月のカジノ戦績

 
先週はよんどころない事情により香港、台北を訪問。香港で時間が出来たので、取材を兼ねてマカオに行ってみた(滞在時間は6時間)。
 
取材というのは、マカオ半島部から橋を渡ったコタイ地区で建設中の複合カジノリゾート群の工事進捗状況を確認することである。これについては別エントリーで書くとして、今回は久しぶりにカジノで1時間ほどの時間を割くことが出来た。
 
舞台は最近ご無沙汰のカジノリゾート「新濠天地( CITY  OF  DREAMS )」
 
 
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但し所持金が2万香港ドル(約320,000円)しかない。そこで大きな勝負は避けることにして場内を一巡。ミニマム(最低賭け金)が500香港ドル(約8,000円)のリビアンスタッドポーカー ( Caribbran StudPorker )」の或る卓に落ち着いた。
 
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リビアンスタッドポーカーは客同士がやり取りする通常のポーカー各種と異なり、客とディーラーが勝負するもの。いつもプレイしている、客の判断でゲームの展開が変わる「二十一點(ブラックジャック)に比べて気が楽なのが、リビアンスタッドポーカーのいい点である。
 
もっとも日本では馴染みのない人が多いと思うので概略を説明すると、まず客が最初にANTE」と描かれた部分に賭けた後、ディーラーは各々の客に5枚ずつ伏せたカードを配り、最後に自身に5枚配り、1枚だけUPする。
 
客は手札に「役」が出来ていて勝ち目があると判断したか、またはブタであっても、ディーラーの手も同様にブタだと思った場合、ANTE」に賭けた金額の2倍のチップを「BET」と描かれた部分に賭ける。しかし勝てないと思った場合は、自分のカードを伏せて捨ててゲームを降りる。「ANTE」の賭けチップは没収され、客の負けで終わる。
 
その後ディーラーは自身のカードをUPし、残った客のカードとの強弱を比較し、勝敗と配当を決めてゆく。ディーラーの手がブタだった場合、ANTE」の賭けチップの1倍だけ配当し、「BET」の賭けチップには配当を出さない。また勝負とは別に、「ジャックポット」の部分に賭けていれば、ストレート以上の「役」が出来た場合にボーナス配当が行なわれるのである。
 
私の卓のプレーヤーは、私も含めて4人だった。
 
・初回、私の手はブタ、勝負を降りる。ディーラーは「A」「K」の役。ANTE」分の負け。
・2回戦、またブタなので降りる。しかしディーラーもブタ、ANTE」分の負け。
・3回戦、来た!「2」のスリーカード。ディーラー「J」のワンペアで私の勝ち。BET」の配当3倍。
・4回戦、また来た!「6」「7」のツーペア、ディーラー「7」のワンペアで私の勝ち。BET」の配当2倍。
・5回戦、「8」のワンペア、ディーラー「4」のワンペアで私の勝ち。BET」の配当1倍。
 
賭け金を1,000香港ドル2,000香港ドルと上下させたため、この時点で15,000香港ドル(約240,000円)のリターン。しかしその後はワンペア、ツーペアの役が出来ていてもディーラーがブタなのでANTE」分しか勝てなかったり、こちらもブタで降りたりという膠着状態の展開。
 
そして10回目、待った甲斐あって「2」「J」のツーペアだ。ANTE」にチップ2,000香港ドル分賭けていたので、BET」に4,000ドル賭ける。ところが…
 
ディーラーがUPした5枚はなんと、
「6」「7」「8」「9」「10」のストレート
 
他の3人も皆ワンペアの役が出来ていたが、全員没収。私も含めプレーヤー全員と後ろで見ていた人たちも茫然・・・
 
これで戦意喪失した私は卓を離れ、キャッシャー(チップ交換所)で締めてみたら、リターン分は 8,000香港ドル(約128,000円)に減っていた。
 
(今回の教訓)
博奕で膠着状態の場合は、一度降りて気分転換するのも大切。
 
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