前回は「35万人(Sealds)」、「12万人(主催者発表)」、「3万3千人(警察発表)」という数字の開きがあった。ここ数年、香港で10数万人規模のデモを何度も体験してきた私の見るところ、警察発表の人数が妥当に思える。
そして今回左翼のサイトを見てみると、連中は国会前に「50万人参加」と呼びかけていて笑えた。
しかも後1時から国会前で座り込み、午後6時半から国会包囲、そのまま国会前を「オキュパイ(占拠)」するとか書き込んでいる。昨年の香港雨傘運動と自分らが同じとでも思い上がっているのだろう。
馬鹿か?
香港の民主派は、横車を押す中国とその手先と化した香港政府に対して決起した。ところが我が国の安保法案、支持しないコメントを出しているのは韓国と中国。そして反安保法案の連中は中国の軍拡や南シナ海、東シナ海での暴虐に対してはダンマリ。しかもデモの中には明らかに中共の代弁をスローガンにしている中国人の一団がいる。
「戦争法案」「違憲」と連呼する反安保の連中は要するに、中国のお先棒を担いでいるのである。世間的にはそれを「手先」と言う。
明日は月曜日。まともな勤め人は普通、国会前に居ない筈だから、出てくるのは活動家、扇動に乗った(か、合コン感覚の)情弱学生、それと各種労組が動員した“頭数”(彼らは必ずしも主義主張で来ている訳ではない)となろう。
とにかく基地外とその仲間がどれほど集まるか、見ものである。
(ご参考)
「六四集會」(1989年6月4日の天安門事件を追悼する催し)。
今年の参加人数は、主催者の民主派団体「香港市民支援愛國民主運動聯合會」(略して「支聯會」、「六四紀念館(天安門事件記念館)」運営団体)発表で13万5千人、警察発表で4万6千6百人と、例年通り大きく食い違っていた。
(会場での一コマ、筆者撮影)
そして私の見たところでは、概ね7万から8万人がその場にいた。その判断理由は、6面あるサッカー場が埋め尽くされ、かつ相当数の人数が周囲にはみ出ていたこと。過去の集会実績から1面あたり約1万人が立錐できる。従って6万人プラス周囲の人数がおよそ1万人以上、合計7万人オーバーと推測できるのである。
(香港・互動新聞台サイトより)
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