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欧州各国の「極右」躍進は当然の流れ

 
難民・移民の急激な増加に伴い、欧州各国ではマスコミが「極右勢力」とレッテルを貼る政党が躍進している。去る23日にはオーストリア大統領選で、その「極右」自由党が大健闘の勢いを見せつけた。
 
産経新聞5月24配信記事↓
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難民受け入れ派が辛勝 根広げる極右勢力
 【ベルリン=宮下日出男】オーストリア大統領選決選投票は23日、郵送票の開票が行われ、リベラル系のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン緑の党前党首(72)が得票率50・3%で、49・7%の極右、自由党のノルベルト・ホーファー国民議会(下院)第3議長(45)を抑えて勝利した。ただ、異例の大接戦となった展開は、欧州各地で極右など大衆迎合的な勢力が根を広げている実情を改めて示した。(中略)
 ホーファー氏は23日、敗北を認めつつも「今回の努力は将来への投資となる」と支持者を激励。自由党は失業率増加や難民・移民の大量流入問題を受けて支持を広げ、世論調査では支持率トップにたつ。シュトラッヘ党首も22日夜には大接戦について「大きな成功」と強調している。
 EUとしては加盟国初の極右政党出身の国家元首誕生を回避したことになる。ただ、欧州各地では極右などが勢いを保っており、欧州の政治情勢の行方はなお予断できない状況だ。以上引用
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産経まで「極右勢力」と書いているが、代表格であるフランスの「愛国戦線」をはじめとする欧州各国の「極右」とはすなわち、「愛国政党」に他ならない。オーストリアの「自由党」にしても、その主張は至極真っ当なものである。

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議席 : 国民議会 40(全183議席中)
・主張 : 反EU、EU政策のオーストリア適用を否認
      トルコのEU加盟に反対
      移民流入の停止
      国籍法の厳格な適用など、出入国管理の強化、
      難民や政治犯への保護制度の乱用停止
      家族の保護
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欧州各国の愛国政党に共通しているのは、グローバリズム多文化主義弊害をしっかりと認識し、自らの文化や伝統、民族や国家という価値観の復権を訴えている点である。
 
6年前の8月にはヨーロッパ9ヶ国の右翼政党議員20名が来日、14,15日に明治神宮と靖國神社を参拝した。オーストリア自由党も幹部2名が参加していたが、これは愛国者として他国の文化・伝統に敬意を表するからこその所為である。
(この件については以前書いていた産経イザ!の私のブログで詳細に書いたものだが、産経がブログ運営を止めてしまい、エントリーも消滅してしまった)
 
翻って我が国では、自国の文化、伝統、歴史を解体破壊する事を良しとする風潮がいまだ社会全体に蔓延している。これは大東亜戦争敗戦後の日本改造を目論んだ占領軍司令部(GHQ)と、その手先となったマスコミ、便乗した左翼・「進歩的文化人」、日教組らによる70有余年の活動の賜物と言える。
 
私たちが為すべきは、先ず自国の正しい歴史と伝統を復権させる事である。そして各国の愛国者と連携し、真の世界平和のために尽力すべきではないだろうか。
 
(ちなみに各国の愛国者の範疇には、反日のために歴史を捏造する中共の手先と化している中国“愛国者”や韓国の歴史捏造者らは、当然ながら含まれていない。)

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