賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

小池新知事で東京を婚活のメッカに!?

 
何故か誰も話題にしていないようだが、東京都の小池新知事は先日まで、自民党内の議連のひとつである婚活・街コン推進議員連盟の会長をしていた。
 
この婚活・街コン推進議連」は、婚活中の男女に出会いの場を提供する町おこしイベント「街コン」を通して、地域活性化少子化対策の両方を推進してゆく…との謳い文句で設立されたが、要するに婚活業界と関連企業の政治連盟みたいなものである。
 
議連が実際やっている事と云えば、民間婚活企業・団体への補助を可能とする予算措置や、税制優遇措置の実現などの決議、政府への要望書提出など。
 
(ご参考)当ブログ20131129日エントリー
      ↓
 
そして去る526日には「第5回 婚活・街コン推進議員連盟総会」が議員会館内で開催された。当日は業界より
「一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクト」
代表理事が講演を行ったのだが、この代表理事増田寛也氏。
 
そう、あの元東京都知事選候補者の増田氏である。
 
(ご参考)↓
「一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクト」
 
当日は増田氏と小池氏が共にスピーチを行っていた。2カ月後には敵味方になるとも知らず・・・実はこのネタをどの週刊誌が書くのかと密かに楽しみにしていたのだが、なんと誰も取り上げなかったのだから驚いた。
 
それはともかく、小池氏が都知事になったので議連会長の後任は誰になるのか、そして活動方針はどうなるのかを今後も追いかけてみたい。
 
また、せっかく議連出身の小池都知事が誕生したのだから、婚活・街コン推進を東京都という単位でぐいぐい推進してゆく・・・というのも新政策のひとつとして出せるのではないだろうか。
 
どうせなら出生率1.47%の東京を一気に「婚活のメッカ=東京」と謳われるくらいまで、盛り上げて欲しいものである。その実現のために都の新セクションなり、官民合同のNPO法人なりを立ち上げるのも手であろう。
 
そして顧問として、あの増田氏を招聘・・・という手もある。奇策ではあるが、意外に政府、自民党との関係改善の手駒として使い道があろうというもの。
 
但し「婚活都市・東京」の実現に際して気を付けなければならないのは、LGBTの扱いである。世田谷区と渋谷区では同性カップルへのパートナーシップ制度が出来ていることから、おそらく連中は「LGBTの婚活も配慮せよ」と声を上げるだろう。そうしなければ、差別だと。
 
しかし当たり前のことだが、LGBTカップルが増えても少子化対策に何ら寄与しない。レズはともかく、ホモはどうしようもない。トランスジェンダーはなおさらである。男性が女性に性転換したら、赤ちゃんを産めるか?
 
連中は「憲法大改正」の導火線として憲法24条を改正するためのダシであるから、使い道を間違えてはならないのである。
 
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
ブログランキングに登録しています。エントリーを書く励みにもなりますので、
応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
         ↓
… … … … … … … … … … … … … … … … … …