賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

【法則】発動…セガサミーがもたらす災厄

 
先週22日、セガサミーHDが韓国・釜山の複合リゾート開発中止と特別損失約34億円計上を発表した。
セガサミーHDのIR情報より)
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このニュースだけ取ってみるとまるで韓国より撤退するかのようで、
セガサミーに【法則】発動か…」
ということになるのだが、そう簡単な話ではない。
 
同社 は713日、大阪市中央区のゲームセンター「心斎橋GIGO」の土地と建屋を約120億円で売却している。帳簿価格が約25億円なので約95億円が譲渡益となる。四半期を見ると特損赤字だが、通期では特損帳消しの黒字である。
 
また同社は合弁先の韓国カジノ企業Paradise Co., Ltd.に人員を派遣して、仁川の既存カジノ施設の運営ノウハウを学んできた。今回は釜山で作るのを止めただけで、仁川に開業を計画しているIR施設に集中する事案を止めた訳ではないようだ。
 
既に発表されている「お台場」カジノ構想では、フジテレビ・鹿島・三井不動産日本財団の連合にセガサミーがくっついている。しかし現在取り沙汰されているのは、今回のIR推進法案で本命視されている「横浜」にセガサミーが主導権を持ってIR進出するのではないかという話。
 
そうすると横浜に同社だけではなく、韓国系も一緒にくっついて来る筈である。
 
つまり横浜市民の税金がセガサミー・韓国企業連合に投入される可能性が高いことを意味している。
 
もし【法則】が発動されるとなれば、セガサミーという企業だけの話ではなく、横浜市と神奈川県全体を巻き込んだ【法則】発動という壮絶な事態になるのかも知れない。
 
実に恐ろしい限りだが、これは自然の摂理。セガサミーが来る云々と囃し立てている横浜の経済界は自業自得なのである。
 
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