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噴飯物のダボス習近平演説

 
開催中のダボス会議で突っ込み処満点の習近平の演説を聞いた人々は、習の言う事を真顔で受け止めたのだろうか?
 
筆者的には、今月の“お前が言うな”大賞だと思うのだが。
 
AFPBB News 1186:22配信記事↓
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習主席、保護主義に警鐘 トランプ新政権にらみ、ダボス会議で講演
118 AFP】中国の習近平Xi Jinping国家主席17日、スイス・ダボスDavos)で開幕した世界経済フォーラムWEF)の年次総会(ダボス会議)で講演し、世界が抱える諸問題の責任をグローバル化に転嫁したり、保護主義の殻に閉じこもったりするべきではないと警鐘を鳴らした。米新大統領への就任を数日後に控えたドナルド・トランプDonald Trump)氏とは異なる世界経済像を打ち出した形だ。
 米国は数十年にわたり世界の経済秩序をけん引してきたが、トランプ次期大統領はこれまでの慣習を破り捨てることも辞さない構えを示している。これに対し習氏は、初めて出席したダボス会議の場で、グローバル化の流れに逆行はできないと訴えた。
 習氏は中国の民話や、英作家チャールズ・ディケンズCharles Dickens)の著作、エーブラハム・リンカーンAbrahamLincoln)元米大統領の「ゲティスバーグ演説Gettysburg Address)」からの引用をちりばめた講演の中で、「保護主義を追求するのは、暗い部屋に閉じこもるようなものだ。風雨はしのげるかもしれないが、光と空気も遮断してしまう」と述べた。
 英国が欧州連合EU)からの離脱を予定し、極右政党が台頭し始めた欧州大陸の中心部に立った習氏は、世界の資本、技術、物や人の流れを逆行させることは「不可能」だと主張。
 さらに、中国は今後も「門戸を開き」、新興国グローバル化の恩恵を受けられるよう後押ししていくと言明。同時に、トランプ氏が脱退を示唆している地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」を支持する意向を示した。
 また、「世界の諸問題を経済のグローバル化のせいにするのは無意味だ」と指摘し、2008年に欧米を襲った金融危機の原因は自由貿易ではなく、圧倒的な規制不足にあったという中国の見方を強調した。
 習氏はこの講演で、会場に集まった各国や各界の首脳、著名芸能人らの多くから喝采を浴びた。(c)AFPBB News(以上引用、太字下線は筆者による)
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人権弾圧し放題の一党独裁集団・中国共産党が統べる中国が、「グローバル化」やら「門戸開放」やら「保護主義への警鐘」やらを説く・・・天に唾するとはまさにこの事である。
 
習は偉そうなことを言う前に、先ず自国の経済統計がイカサマであることを国際社会に謝罪すべきだ。そして中国国内の土地売買規制を撤廃し、株式市場を完全自由化すること。ブラックボックスと化している人民元発行残高の正確な数字を公表し、IMF管理下に置くこと。
 
また国務院(内閣)直営企業によるイカサマ取引やら、香港市場での株式交換による裏口上場やら、手前に都合のいい法律を作っての外資締め付けやらの所業も止めろ。
 
更に自国の環境汚染を改善できていない習が「地球温暖化」云々とは、笑止千万である。最近北京に出現している公害対応型ヒューマノイド霾人(スモッグ人)」を生み出したことを習は反省しなければならない。
 
イメージ 1
中共がネット画像検閲強化中の「霾人」
 
だいたい普通選挙制度と云う民主国家では当たり前のことすら禁止している中共が、どのツラ下げてダボスに来ているのか?
 
そしてこんな習の妄言に拍手を送る「会場に集まった各国や各界の首脳、著名芸能人ら」とは・・・頭大丈夫ですか?
 
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