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台湾締め出し、何が温暖化議論だ?

 
ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)。
 
台湾(中華民国)はUN(日本名:国際連合)の加盟国ではないが、大規模な代表団を派遣しており、今回も関係省庁担当者や立法委員(国会議員)、民間団体代表らが各イベントに出席している。
 
ところが、肝心の団長である李応元・環境保護署長(環境相)が中国の圧力により、会場への入場を拒否されている由。
 
時事通信1113日配信記事↓
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台湾閣僚、「門前払い」=独で開催のCOP23サミット

時事通信11/13() 21:43配信

 【台北時事】台湾の環境担当閣僚が、ドイツのボンで開催中の国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)の気候サミットに出席しようとしたところ、門前払いされていたことが13日、分かった。
 台湾外交部(外務省)は同日、中国の圧力とする見解を示した。
 同部によると、台湾の代表団を率いた李応元環境保護署長(環境相)が現地時間12日に開催された同サミットにオブザーバーとして出席しようとしたところ、会場入りを拒否されたという。それ以外の台湾の関連省庁やNGO関係者らは出席を許された。
 国連加盟国でない台湾は、同条約へのオブザーバー参加を目指しているが、中国の反対で実現していない。中国外務省報道官は13日の記者会見で、李署長が同サミットへの出席を拒否されたことについて、「台湾が国際活動に参画する場合は『一つの中国』原則に合致していなければならない」と述べ、事実関係をおおむね認めた。(以上引用)
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COP23だけでなく、WHO(世界保健機構)でも同様な中共の手口により、台湾は国際会議から締め出されている。気候変動や疫病・伝染病などの全地球的な課題について、特定国・地域を締め出すという事は本来許されざる話だ。
 
首都北京の大気浄化すらまともに出来ない中共の本音は、自国テリトリー拡張による他地域からの環境資源強奪。そして「強国」と自称しながら、都合の悪い時は「発展途上国」として扱えと臆面も無く主張する。
 
中共政府はもっともらしく「地球温暖化対策に熱心に取り組んでいる」と内外に喧伝しているが、彼らが南シナ海南沙諸島で環境破壊しまくり軍事基地を不法構築していることについては、まともに説明しようともしない。
 
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そんな独裁侵略国家・中共が端から「地球環境」とか「人類の命運」とかに興味が無いのは今更驚くことでもないが、COP23に参集している諸国が中共の言い分に耳を傾け、その圧力に負けるとは情けない。
 
COP23もWHOも所詮は国際政治のコマのひとつ…というのが現実だろうが、「それを言っちゃあ、お終い」なのである。狂った中共の言い分を認めて台湾を締出し、何が地球温暖化議論なのか?
 

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