賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

殺人淫行放免…異常な検察

 
15日のエントリー、<リニア不正受注事件への疑問>で、
「私たち一般国民は「秋霜烈日」を旨とする検察を信頼する他ないが~」と述べたが、その検察への信頼を揺るがす出来事が続いている。
 
産経新聞1219日配信記事↓
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小川参院議員長男、強制わいせつ未遂容疑は不起訴 埼玉
所沢市の女児強制わいせつ事件で、さいたま地検は18日、強制わいせつ罪で起訴された東京都千代田区麹町、小川遥資被告(22)の強制わいせつ未遂容疑について不起訴処分とした。小川被告は小川勝也参院議員の長男。(以上引用)
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多摩川全裸遺体】少年殺害疑い組員ら不起訴 横浜地検
横浜地検は19日、川崎市多摩区多摩川で無職少年=当時(18)=を殺害したとして殺人容疑で逮捕、送検された指定暴力団住吉会系の男性組員(21)ら4人を不起訴処分とした。地検は処分の理由を明らかにしていない。
4人は多摩区登戸の多摩川で昨年11月23日深夜に横浜市瀬谷区の少年を溺れさせ、殺害した疑いで、今年9~11月にかけて神奈川県警に逮捕されていた。(以上引用)
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そして両件とも、不起訴処分の理由は明らかにされていない。
 
考えられるのは、
1.公判維持が難しいと判断したから
. お役所仕事的な“取り敢えず”送検で、初めからヤル気が無かった
3.「何らか」の圧力または忖度によって
4.被害者側と加害者との間に「示談」が成立
 
1.のケースは無いではないが、普通書類送検」を警察が行なうのは検察との打ち合わせの上である。始めから公判維持が難しければ、送検自体しない筈。
 
しかしながら警察、検察も役所のひとつなので、公判維持が困難でも世間向けアプローチとして、“取り敢えず”送検しました・・・というお役所仕事的ポーズをとる場合も。それが2.である。
 
3.は誰もが考えつくケースだろう。本件でいえば、幼児わいせつの小川被告の父・小川勝也参院議員が泣きついたのか、少年殺害では被告たちの関係者に与野党大物政治家がいるとか警察・検察の偉いさんがいるとか。もしくは犯人たちが“半島系”で、後々厄介そうだから・・・等々。
 
4.のケースもありがちで、おそらくは「被害者の保護」やら何やらの屁理屈をつけて、世間から隠蔽しようという事なのだろう。もしかしたら検察は、「どうせ何ヶ月かすれば国民は忘れてしまうだろう」という舐め切った考えで不起訴処分を連発しているのではないか?
 
しかし、こんなこと続きで凶悪犯罪を不起訴処分=放免ばかりにしていては、検察は国民の信頼を失うと思うのだが。
 
すくなくとも不起訴処分の理由は何であれ公表すべきであろう。
 

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