昨朝、当ブログで度々取り上げている(株)ユニバーサルエンターテインメントからIRメールマガジンが届いた。開けてびっくり、突然のWynn社との和解発表！である。↓
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ユニバ社のIRリリース
＜ウィン・リゾーツ社（NASDAQ:WYNN）との和解に関するお知らせ＞
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１.ユニバ社、Wynn社の双方共、互いの請求(訴訟)を取り下げる。
２．Wynn社は今月31日までに総額26億3,200万ドル(約2,800億円)をユニバ社グループに支払う。
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ところが、これを受けて昨日のユニバ社株価はいきなりストップ安！
5,250 円（前日比-1,000）
今月中に現金2,800億円が入るというのにこの有様。もう大爆笑するしかないが、おそらく有利だったはずのWynn社との裁判沙汰でユニバ社が権利ありとしていた45億ドルが26億ドルに減った→不満足な結果・・・という評価なのだろう。
たしかに2月16日ユニバ社IRリリース、
＜ウィン・リゾーツ社（NASDAQ：WYNN）との訴訟の進捗状況に関するお知らせ＞ では、こう書かれている。
「当社の専門家報告書は、～４５億米ドルの権利を有する旨述べています」
しかしながらユニバ社は元々保有していたウィン株の簿価を500億円としていたので、それが2,800億円になったのだから悪くはない話ではある。しかも今月中に現金で、という好条件で。
そして昨夜また入ってきたユニバ社の最新IRリリース、
＜営業外収益の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ＞
(http://www.universal-777.com/corporate/news/pdf/2018/IR_20180309_2.pdf)
さっそく上方修正の決算予想を出してきた。↓
経常利益が、164億円 → 2,451億円！
1株当たり当期純利益が、201.44円 → 2,478円！
まあ今週のユニバ社株価が6,000円台に突入していたのも、裁判結果とその後に起こることへの期待値が大きすぎた（つまり、みんな欲の皮が突っ張っていた）ためとしか言いようがないのである。
※年初来高値：6,290円（2018年3月8日）
些か疑念ありとするのは、和解のＩＲを出したタイミング。大抵はその日の夕方に出すのに、何故マーケットが始まる朝方だったのだろうか？
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