朴前大統領が問われた罪は、職権乱用による収賄と強要。
本件について朴前大統領を擁護するわけではないが、こんな判決(それ以前に起訴)が出せるのは韓国ならではの事。他の西側先進諸国ではおそらく有り得ないだろう。
朴前大統領は当時、三星電子の李副会長に韓国のスポーツ財団へ巨額の寄付を頼んだが、それが強要と収賄に当たるという。ところが朴前大統領には裏金キャッシュバックの形跡がなく、検察も朴前大統領の懐に金が入ったことを立証出来なかった。
また李副会長が、朴前大統領と昵懇の崔順実被告の娘の乗馬活動を支援したことも「賄賂」と認定したそうだが、理解に苦しむ判定である。
しかしそれでも立件し、判決「懲役24年」まで行くという韓国の司法制度はいったいどうなっているのだろうか。
一時期(もしかしたら今でも)安倍政権はやたらと「日韓は同じ価値観を共有している」云々と公式発表していたが、この朴前大統領の裁判ひとつをとっても、「同じ価値観」が存在するとは思えない。
最近は韓国に対して厳しい見方をとる方が増えてきているが、この事態を招いた原因は韓国自らの言動、それに尽きるのではないだろうか。
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