賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

平成と北の清算、オウム死刑執行

 
先日、オウム真理教麻原彰晃ら7人に対して死刑が執行された。いままで執行されなかったのが不思議なくらいだが、
来年で「平成」の世が終わるので、清算してしまおう…
という事なのだろう。
 
もうひとつの要因としては米朝会談」、これが効いたのではないだろうか。
 
オウム真理教がらみでは、不可解な事件がふたつあった。ひとつは「国松孝次警察庁長官(当時)銃撃事件」、もうひとつが「オウム幹部・村井秀夫刺殺事件」である。両方とも北朝鮮の影がちらついている。
 
国松長官が撃たれた現場の遺留品が、北朝鮮の「金日成バッチ」。何故そんな代物が転がっていたのか、いまだに解明されていない。
 
そしてオウムの村井秀夫幹部が衆人環視の中、刺殺された事件。実行犯の在日韓国人徐裕行(ソ・ユヘン)は20代の頃に朝鮮総連足立区支部に出入りしており、また徐が暮らしていた家の管理人の姉は北朝鮮工作員辛光洙の愛人だったことが判明している。
 
村井刺殺事件は警察も司法も「北」の関係について不自然な程、触れようとはしなかったが、余程まずい事があったとしか思えない。
 
これは推測だが麻原の死刑執行に20数年かかったのは、死刑執行後に「北」がどういう手を打って来るのか読めなかったからではなかろうか。それがこの度の「米朝会談」前後の米朝交渉の進展状況から、死刑執行しても差し支えない…という判断に至ったのだろう。
 
オウムと北朝鮮、そしてロシア、中国をつなぐ闇が消えたのか、はたまた残存勢力がそれを継いでゆくのか、謎は解けぬままである。
 

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