現在、台湾に割拠している「中華民国」は清朝を打倒して成立した政体だが、領土区分については清朝が多少なりとも影響を及ぼした地域を“自国領土”とする、手前勝手な主張をいまだに続けている。それは今日の中国国民党=中華民国憲法に、自国領土としてモンゴルやチベットが含まれている事から明らかだ。
「中華民国」の後継者を称する中共・毛沢東も同様の手口で、東トルキスタン、チベットを侵略したのである。しかも東トルキスタン侵攻部隊を「新彊兵団」として常駐させ、自給自足を指示。さらに大量の下放青年を送り込み(都市知識層の島流し)、ついでに漢族の人口増加も目論むという悪質さである。
●愚かな中国株買い
我が国の証券会社や投資本は相変わらず、中国企業の成長余力はまだまだあるという見方から中国株投資を推奨しているものが多い。書店でざっと目を通してみても「中国株で儲ける!」とかの煽動的タイトルが氾濫している。
こんなものに乗る投資家にとって、日本の国益に相反する企業への投資は是か非かという問題は二の次。手前さえ儲かればいいというのが本音だろう。
だが、そんな投資スタンスは自分の首を絞めることになる。
例えば我が国で販売されている中国関連ファンドには、中国海洋石油(ChinaNational Offshore Oil Corporation、香港上場、コード0883)を組み入れているものが結構ある。ところがこの会社の業務内容は東シナ海など4区域における海底油田・ガス田の探査、開発、生産、販売である。
同様に中国石油天然気(PetroChinaCompany Limited、コード0857)という会社が上場しているが、これは東トルキスタンで行われている「西気東輸」、天然ガスのパイプライン敷設プロジェクトの中核企業である。
我々は親中政治家や財界人を非難するが、上記の中国企業に投資する一般投資家も当然非難されるべきである。そんな輩は「金儲けに国境は無い」とか一見もっともらしい事をほざくだろうが、言い訳にもなりはしないのだ。
そして我々にとっては、千載一遇の金儲けチャンスとなるだろう。
… … … … … … … … … … … … … … … … ……
ブログランキングに登録しています。エントリーを書く励みにもなりますので、応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。
↓
… … … … … … … … … … … … … … … … ……