賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

歌会始に皇太子妃欠席…16年連続

 

筆者が(財)日本国際問題研究所の個人会員を辞めたのは平成12(2000)のこと。その前年に元国連大使小和田恆氏が理事長に就任してから、活動内容が変質したように感じたのが最大の原因だった。

 
その小和田氏の娘が16日の『歌会始』を欠席。風邪のためだと言うが、これで16年連続の欠席なのだから何をかいわんや。
 
歌会始』とは宮中行事の一つであると共に、日本人の精神の継承にとって欠かせないものである。
 
古今和歌集仮名序に曰く、
「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」
「この歌、天地の開け始まりける時より出で来にけり」
 
この和歌を蔑にする者が宮中に入り、数か月後には「皇后陛下」と呼ばれることになるとは…
 
そして皇室分断と卑小化のためだろう、パヨク一派が嬉々として「俄尊王」のポーズをとっているのが気色悪い事この上ない。
 
もっとも今の皇室は国民に擦り寄ることをもって、自らの存在意味を見出そうとしているかのようである。ならば、国民の総意が「旧来の伝統を受け継いでゆく皇室」というイメージとなれば、リベラル化した皇室と云えどもそれに従わざるを得なくなる筈である。
 
管仲のように「君、君たらざれば、臣、臣たらず」とまでは言わないが、日本国の“象徴”がおかしな考えに憑りつかれているのなら、国民がそれを正せばいいだけの事。たとえ何年、何十年かかっても。
 

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