賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

株式投資は博奕の華だ


11日の東証は反落。前日終値比451.06円安の19416.06円で取引を終えた。NY市場の大幅下落で12日も値の荒い展開となるだろう。

 

かねてより述べているように、筆者は“保守系ギャンブラー”を標榜しているものの、カジノ以外で博奕はやらない。但し常時張っているのは株式相場である。

 

株式投資を博奕と言い切ってしまうと、そうではない、投資と投機とは違う、投資は正当な経済行為だ…と反論する方もおいでだろう。論争するつもりは無いが、私はやはり株式投資の実態は博奕であると思う。

 

我々は経済学の授業で「株式市場とは経済を反映する鏡のようなもの」云々と教え込まれている(ある意味、洗脳されている)が、それは全くの嘘っぱちである。

 

株式市場自体は富を生産する訳ではなく、参加者の金を利用するか奪い合う場所で、ごく少数の儲け組と大多数の負け組にハッキリ分かれる。つまり株式市場とは、生命の次に大切(かも知れない)なカネをやり取りする“戦場”と云える。

 

ビジネスでは妥協点を探るのが賢明な方法だが、株式相場は妥協点が存在せず、勝ちか負けかの結果が厳然と出てしまう厳しい世界である。

 

それだからこそ様々な理論を駆使しながらも、最後の決は『賭ける』という要素が大きなウエイトを占めてくる。筆者が「株式投資の実態は博奕」と云うのはそのためである。

 

混乱こそ千載一遇のチャンス

 

新型コロナウイルスで混乱する今の株式市場は『宝の山』とでも言うべきで、おそらく一生の内でこんな機会はそう滅多にないだろう。まさに「株式投資は博奕の華」である。

 

もっとも買う銘柄は慎重に選ぶべきで、おそらく株主優待とか配当利回り、過去の高値を見て銘柄を選ぶ方がおられるだろうが、ここは慎重に選択されるほうがよいと思う。

 

『 安くとも 高値覚えで買い建てな 時の事情を深く知るべし』
(※「相場いろは歌留多」より)

 

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