例の「布マスク各所帯２枚配布」が開始されている。呆れたのはそれを報じているテレビのニュース番組（たしか日テレ）である。
ニュースキャスターが
「マスク不足の折にせっかく配られるのですから、感謝の念をもって頂きましょう」
云々と言っている・・・
は？ 「感謝の念」？ 安倍首相に感謝するのか？
この経費約466億円は政府要人や大富豪のポケットマネーではなく、元々が国民の税金。戯れ言も大概にしてもらいたい。
そんなことよりも政府がやるべきは、ある処にはある「不織布マスク」を適正配分出来るよう手を尽くすことではないのか？
嫌な話を書いておこう。先週、仕事柄掴んだ情報である。栃木の建設関連業者が不織布マスク4,000枚を仕入れた。某氏によれば販売ロットは2,000枚単位で、一枚当たり３５円の由。
そしてこれは珍しい話ではなく、各地で2,000枚～10,000枚単位ならば意外と入手出来るのである。しかしこれでは、一般家庭には出回らない。
政府が為すべきは、こんな偏った不織布マスク流通を是正することである。
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