あの「ゴルゴ13」御用達の銃はアサルトライフルならＭ16のアーマライトA2、拳銃ならＳ＆Ｗ（スミス＆ウェッソン社）のリボルバー（回転式拳銃）各タイプ（M36チーフスペシャル2インチなど）。
筆者はＭ16もＳ＆Ｗのリボルバーも試射したことがある（ハワイの各所で）。たしかＳ＆Ｗは同時に試射したコルトガバメントよりも的に当たっていたと記憶している。
ところで今月８日、八王子市の自宅で拳銃自殺した高一男子生徒が使用していたのはシルバーのＳ＆Ｗ製リボルバー、また押収された実弾は６９発という。
警察の調べでは外務省職員だった少年の父親（故人）が所持していたものだという。治安の悪い地域に赴任している外交官が拳銃を所持しているのは頷けるものの、帰国時の検査をどうやって潜り抜けていたのだろうか？
もしかしたら外交官特権でスルーなのかも知れないが、拳銃の他にも薬物やら危険生物やらを持ち込む不心得者がいないとも限らないと思うのだが・・・
それにしても、オートマチック全盛のご時世にわざわざリボルバーを持っていたとは、この少年の父親は相当な拳銃マニアだったのだろう。もしくは「ゴルゴ13」のファンだったとか。
そしてＳ＆Ｗといえば、坂本龍馬が愛用した拳銃としても有名である。慶応2年（1866年）の寺田屋騒動で龍馬が使用したのがＳ＆Ｗ No.2 Army 1862年製。
（マルシン社ＨＰより）
モデルガン製造のマルシン工業(株)さんが「坂本龍馬の銃 桐箱入りプレミアモデル」を2017年に発表しているので、龍馬ファンに是非お薦めしたい一品である。
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