高値警戒感と米ゲームストップ株の波乱が原因で、日米の株式市場は共に下落局面を迎えている。先週末の日経平均終値は前日比-534.03円（-1.89%）の27,663.39円。大発会の寄り付きが2万7575円なので、たった一ヶ月で「行って来い」である。
過去の経験則から見れば長期下落の初期局面と捉えることも出来るが、個別銘柄では「暴落」には程遠いレベルの下げでしかない銘柄も多い。特に全般的に急落した29日に逆行高を演じた銘柄は注目に値する。
代表的なのが不動産銘柄で、筆者がウオッチングしている銘柄は全て逆行高。
・野村不動産HD（3231）2334円、前日比＋147円
・東京建物（8804）1411円、前日比＋5円
・東急不動産HD（3289）591円、前日比＋17円
そして今、注力しているのがパチンコ関連の
・ＳＡＮＫＹＯ（6417）2987円、前日比＋17円
緊急事態宣言延長プラス市場全体の下降という地合いにあって下値を切り上げ、上昇波動を形成し始めた。
昨年3月以来の中共コロナ下落で12月には安値2566円を付けたが、急速に持ち直し始めている。チャート的には3500円～4000円台が居心地のよい処なので、早晩3000円台が定着する可能性が高いと視た。
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