3月決算の企業の株主総会が集中したのが25日。コロナ禍を理由にどの会社も招集通知に<新型コロナウイルス感染症に関するお願い>と題して、
「総会会場での感染リスクを低減するため、極力当日のご来場をお控えくださいますようお願い申し上げます」
といった類いの文言が書いてある。
そこで昨年同様、当ブログでも度々触れている住友金属鉱山(東証、5713)の株主総会に出席してみた。最大の理由は、筆者のような「物好き」がどれくらい来るのかという点に興味があったのと、昨年の同社総会会場は本店の入居する「新橋住友ビル」1F会議室というぱっとしない所だったが、今年は汐留の高級ホテル「コンラッド東京」だったから。
会場に入る前に新型コロナに関する「同意書」に署名を求められ体温チェック、株主席は2m程度の間隔を置いた配置だった。
そして来ていた株主は筆者も入れてたったの11人…昨年と同じではないか。
今年は総会をライブ配信するせいもあろうが、それにしても少なすぎる。どう見ても「密」になることはない環境なのに、みんな「コロナ怖いよ~」でビビり過ぎているのかも知れない。
議案採決の前の事業報告は大幅に端折った説明だったが、パワーポイントのスクリーン使用で昨年よりマシになった(去年は何も無く議長が淡々と報告という酷いものだった)。
質問した株主もたった2人しかおらず、コロナ以前は1時間半以上かかっていた総会も今回は47分で終わった。
第1号議案「剰余金の処分の件」で決まった期末配当は99円。これで年間配当金は121円と昨年比+43円の増額である。中共コロナ禍にあって頑張ったのは評価できる。
ちなみに2021年度の年間配当金予想は133円と更に増額を予定しているので、今後も期待したい。
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