賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

パチンコ業界の黄昏

 

今日29日、パチンコ機製造大手である(株)SANKYO(コード6417)の第56回定時株主総会に出席した。筆者はこの銘柄を昨年夏から手掛けだしたので、今回が初めての総会出席となる。

 

開催場所は恵比寿ガーデンプレイス内の高級ホテル「ウエスティンホテル東京」。

 

f:id:tafu1008:20210629211404j:plain

(ホテル1Fロビー。このゴージャス感が好き)

 

コロナ禍なので他社総会と同様に株主席は2m程度の間隔を置いた配置だった。そして来ていた株主は筆者も入れてたったの20人。ここは例年出席株主にお土産を進呈するそうだが、今年は「お土産はありません」と招集通知に明記してあったので、みんな来なかったようである。

 

総会自体は株主からの質問がゼロだったので30分で終了。

 

事業見通しに関しては、今期のコロナ禍による業績悪化は仕方ないとしても、事業報告の中の「対処すべき課題」や社長による今後の業績予測解説を聞く限り、当社も含めたパチンコ業界の業績回復には相当の時間を要すると判断せざるを得ない。

 

また第1号議案「剰余金の処分の件」で決まった期末配当は75円。これで年間配当金は150円/1株と前期同様であるが、来期(2021年度)の年間配当金予想は100円に減額。

 

それでも本日終値(2837円)で計算すると配当利回りは3.52%と悪くはないが、如何せんパチンコ業界そのものが黄昏期を迎えている。配当狙いの新規投資には熟慮を要するであろう。

 

… … … … … … … … … … … … … … … … … …

ブログランキングに登録しています。

応援いただければ、下記アドレスをクイックお願い致します。

https://blog.with2.net/link/?2009463 )

… … … … … … … … … … … … … … … … … …