賭狂がゆく

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大阪での観光業界展示会の感想

 

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前々エントリーで記した通り、先週16日(金)にインテックス大阪での展示会&セミナー、

「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2021」

を参観した。

 

コロナ禍の最中という事もあって出展者数が例年より少なく、来場者数も会期3日間の想定来場者数10,000名に対して実際は約4,000名と低調ではあった。しかし主催者セミナー等のイベントは充実しており、筆者としては有意義な展示会だった。

 

特に拝聴した下記のセミナーは非常に参考になるもので、終了後に講師の東井氏と名刺交換させて頂いた。

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7月16日 (金)12:00~

「関西の観光再活性へのロードマップ」

講演者:一般財団法人 関西観光本部 専務理事  東井 芳隆氏

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聞けば元々、(一財)関西観光本部はインバウンド需要に対応するために作られた組織の由。しかしセミナーで提示された同本部の関西全体としての観光振興対策は海外訪日客だけでなく、関西地区を訪れる国内旅行者にとっても役に立つものであろう。

 

当面は2025年の大阪万博に向けた取り組みを中心に考えているそうだが、海外からの旅行客誘致は当面期待できないので、先ずは国内旅行者による内需回復と関西地区への誘致が目標となる。

 

関西観光本部では8つの「周遊ルート」を設定し、関西をコア・リジョンとする広域地区との連携を検討中だという。特に瀬戸内地域や北陸地域までも含めた観光ルートの旅行客への提示が、関西のみならず周辺地域の活性化に資するのは論を俟たない。

 

東井氏の講演およびご本人に伺った所では、関西観光本部としてはコロナ禍以後のインバウンド回復に関しては単純に「夢よもう一度」といった類いの待望論では無く、段階を追った回復手順と新規需要の発掘をかなり議論されているという感触を得た。これは日本の観光関連業界にとっても良い流れである。

 

大阪では11月25日(木)―11月28日(日)にインテックス大阪にて、

「ツーリズムEXPOジャパン2021大阪・関西」

の開催が予定されている。

 

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同時開催として、一昨年に筆者も参観した「IRゲーミングEXPO 2021」も予定されているので、ご興味のある方にご参観をお薦めしたい次第である。

 

(ご参考)

当ブログ2019年 10月 27日エントリー

< 大阪:IRゲーミングEXPO参観記 >

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2019/10/27/035034 )

 

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