世界的な巨大観光都市でありながら、慢性的な財政難が高じて財政破綻も取り沙汰されている古都・京都市。2年前までの外国人インバウンド特需下でも財政難が好転していなかったのだから、問題の根は深いと言わざるを得ない。
京都観光の目玉である寺社という宗教法人から税金は取れない。また京都市は以前(1985年)、寺社の拝観料に「古都保存協力税」を掛けたところ、寺社の猛反対により3年で廃止されたという経緯がある。
そんな金欠の京都市が新たな広報用のキャラクターを250万円かけて作成したことについて市民の間から疑問の声が上がっていると先月報じられたが、続報も無く中止にはなっていないようだ。
東スポWeb 2021年9月15日配信記事↓
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財政破綻危機それでもまた作った!京都市250万円新キャラに怒りの市民
(https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3635479/ )
実質的な借金が約8500億円に上り、10年以内に財政破綻する危機に直面している京都市が、250万円をかけて新たな広報用キャラクターを作成したと地元の京都新聞に報じられ、物議を醸している。伝統ある観光地の京都だけにキャラはあふれている。それなのに税金を投じて、新しいキャラを作ったからだ。コロナ禍で観光客が激減し、大打撃を受けている京都市民はどう思っているのか…。(以下略)
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この広報キャラクターは「京乃つかさ」
京都市情報館HPには製作の経緯等について説明されている。
→ (https://www.city.kyoto.lg.jp/menu5/category/72-19-0-0-0-0-0-0-0-0.html )
問題とされる点は2点ある。先ず「250万円」が高いかどうかだが、プロのクリエイターに依頼したのだから妥当な金額と思われる。これを「高い」といって叩くのは正当な仕事に対する不当な買い叩きのようなものである。
二番目は、これが大問題なのだが京都市には既に約140体のキャラクター(!)が存在しているという点。
これでは市民からおかしいという声が上がるのも宜なるかな、というものである。どう考えても既存のキャラを使い回せば安上がりかつ市民にも親しまれるのでは?と思うのだが。
京都市は「各々のキャラには役割があるので新キャラが必要」云々と反論しているようだが、あまり賢い主張とは言えまい。もし筆者が京都市の担当者だとしたら、新キャラに対する市民やマスコミからの批判を封じ込めるために下記のような方策をとるだろう。
前掲、京都市情報館サイトの新キャラ「京乃つかさ」のプロフィールによれば、
・年齢・・・20歳
・誕生日・・・10月15日(市政が始まった日=自治記念日
・身長・・・163センチ
・血液型・・・O型
・星座・・・てんびん座
・趣味・・・カメラ,アニメ,特撮,ゆるキャラ
・得意なこと・・・カメラ,人とのコミュニケーション(誰とでも仲良くなれます!)
・苦手なこと・・・自転車に乗ること(足は市バスと地下鉄です♪)
・家族構成・・・父,母,兄(2人),祖父,祖母
そして「性別」は明らかにされていない。ボーイッシュな女の子に見えるが、敢えて中性的なキャラ設定としたのだろう。もしかしたら「男の娘」かも知れないが、ここがミソである。
新キャラの「管理」またはアドバイザーを外部委託として、LGBT団体を噛ますのである。単独指名だと批判も出るだろうから、複数のLGBT団体に声をかければよい。
LGBT団体によってはこうした話に慣れていない処もあるだろうが、そこは各地の自治体に入り込んで「平和教育」や「平和展示」等の活動に喰い込んでいるパヨク各団体に、一連のやり方を教えてもらえばいいだろう。
LGBTを噛ますことでマスコミの批判は防げるし、また千葉で暴れている「全国フェミニスト議員連盟」の類いや「プロ市民」の介入も未然に防げる筈である。もっとも京都は共産党が強いので、根回しをしておけば上記議連は出張ってくる可能性が薄いが。
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