(静岡県の箇所は黄丸部分)
去る6月に反対派の巨魁・川勝平太氏が静岡県知事選にて4回目の当選を果たし、昨日(10/24)の参議院静岡補選ではその川勝知事の全面支援を受けた無所属新人の山崎真之輔氏(立憲民主、国民民主推薦)がリニア推進の自民候補を破って当選した。
この静岡補選については川勝知事自ら「リニアが争点、勝因」と述べているので、静岡県民はリニアにNO!と表明したと言ってよいだろう。
静岡県がJR東海に突きつけていたリニア工事による大井川中下流域の水問題については、先週18日付けで静岡県が国交省に送った文書によれば「JR東海の態度が気にくわない」という意味の内容で、もはや科学的知見の対立段階から感情論的対立へと変化している。
もうここまで来ると埒が明かない。
そこでJR東海さんへの提案である。
静岡北端をかすめる現ルートは諦め、当初検討されていた「諏訪ルート」へと変更するしかないと思うが?
(黄線のルート)
諏訪湖南の茅野に停車駅を建設して諏訪広域地域の産業・観光振興につなげることが出来るし、松本空港との連絡ルートも同時に整備すれば長野県全体の活性化にも資する筈である。
静岡県側が時々ちらつかせているリニア工事続行の交換条件である「静岡空港に既存新幹線の新駅をつくる」案や「のぞみ」を静岡に止める案で妥協を図るという方法もあるが、下手をすると静岡県の増長を招きかねない。
だいたい静岡県にしても、自らが提起した水問題を東海道新幹線の新駅建設で引っ込めるとか、まるで「吐いたつばを飲む」ようなものなので格好がつかないであろう。
要は、東京~名古屋間の所要時間が多少延びるのは仕方ないので、ゴネる静岡を無視して粛々と工事を進めること。静岡県域を通らなければ静岡県としても「JR東海にルート変更を吞ませた!」と県民に喧伝出来るのだから、悪い話ではない。
JR東海、静岡県、そして国民の3者が三方得する「諏訪ルート」への変更、今からでも遅くはないのである。
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