賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

笑わせる中共の「信義」押し付け

 

去る衆院選の期間中に中ロ連合艦隊による日本列島一周という我が国に対する露骨な軍事的威嚇、中国海軍の測量艦の日本領海侵入、中ロ空軍の示威飛行、そして連日の沖縄県石垣市尖閣諸島への領海侵犯と、中共は「信義」もへったくれもない挑発ゲームを繰り返している。

 

そんな中共が笑止千万の「信義」押し付けを。

 

時事通信12月9日配信記事↓

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北京五輪の外交ボイコットは「代償払う」 「信義示す番」と日本けん制 中国

(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120901139&g=int )

【北京時事】中国外務省の汪文斌副報道局長は9日の記者会見で、米国とオーストラリアに続き、英国、カナダも来年の北京冬季五輪の外交ボイコットを表明したことについて「誤った行為に代償を払うことになるだろう」と警告した。

(中略)

対応を明確にしていない日本に対しては、「中国は東京五輪の開催を全面的に支持した。今度は日本の基本的な信義を示す番だ」とけん制した。(以下略)

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東京オリンピック開催に関して、我が国が中共に「支持してくれ」と頼んだ事実は無い。それを言うに事欠いて「今度は日本の基本的な信義を示す番だ」とは、何をトチ狂っているのか?

 

しかも東京五輪の際に中共が派遣したのは、中国共産党員序列でせいぜい120~150番目程度の苟仲文・国家体育総局局長であった。従って我が国としてはスポーツ庁の担当課長クラスを派遣すればいいのである。

 

否、政府関係者の派遣自体を無視しても問題ない。むしろ北京オリンピックの開催期間中に日米豪&欧州の連合艦隊で、インド洋から南シナ海台湾海峡東シナ海日本海~太平洋のルートで共同訓練を行えばよいだろう。

 

そして“出陣”の血祭りとして、ウイグル問題で中共の肩を持つユニクロ無印良品、アシックス等々を国際的ボイコットの標的とする。ついでに親中国のニトリなども「えんがちょ」だ。

 

ところが問題は日本政府と自民党にある。

 

昨年11月の日中共同記者発表の場で中国の王毅国務委員兼外相が沖縄県尖閣諸島の領有権を主張した際に、その場で反論せず「謝謝」とニヤついていた当時外相の自民茂木幹事長。そして日中友好議員連盟の前会長で親中国派のリン・ホウセイもとい林芳正外相。

 

彼らがこの期に及んで「中国と米国のどちらに付くか」云々と考えているとしたら狂気の沙汰だ。国際公約をかなぐり捨てて香港の自由を蹂躙し、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)やチベット南モンゴル内モンゴル自治区)で戦慄の民族浄化を実行中の中共に近寄るという選択肢は存在しない。

 

従って岸田内閣は何も迷うことは無い。米と自由主義各国が表明した今こそが、旗幟鮮明の絶好のタイミングなのである。

 

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