ジャンク債化したロシアの長期外貨建て債格付けが３日に更に格下げされ、なんと８段階引き下げで「ＣＣＣ－」に。デフォルト常連国のアルゼンチン（CCC+）やそれより酷いエチオピア（CCC）の下、つまり世界最低である。
ブルームバーグ3月4日配信記事↓
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Ｓ＆Ｐ、ロシア「ＣＣＣ－」格下げ－デフォルトリスク高まる恐れ
(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-03/R86TP1DWX2Q601 )
格付け会社Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングは３日、ロシアの外貨建て長期ソブリン信用格付けを「ＢＢ＋」から「ＣＣＣ－」に８段階引き下げ、さらなる格下げ方向の見直しを意味するウオッチ・ネガティブに引き続き掲載すると発表した。（以下略）
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ロシア国債は来週16日以降、続々と利払いの支払期限を迎えるものが出てくる。おそらく16日を待たずに来週早々には、前代未聞の「ＣＣ」か「ＳＤ」という格付けが我々の前に出現する可能性は高い。
もはやデフォルトは必至、プーチンは紙屑と化した国債の束の前でロシア国民にどんな言い訳をするのか見物だが、どうせ西側諸国に責任転嫁するであろう。
またウクライナ側はあと10日間戦況を膠着状態のままに出来れば、ロシアのデフォルト → 国家破産の可能性が高いので新展開が生じるだろう。
もしかしたら仲介役を打診されている中国も、それを狙っているかも知れない。中国にとって今のウクライナから得るものは少ないが、ルーブルの信認失墜でロシアの天然資源などを二束三文で買い叩けるチャンスでもあるからだ。
但しプーチンは打開策として戦術級小型核ミサイルを使用する可能性がある。そうなれば情勢は一気にカオス化するが・・・。
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