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調子に乗り過ぎウクライナ大統領

 

ウクライナのゼレンスキー大統領がライブ配信により米国連邦議会議事堂で演説しウクライナへの支持を訴えた件、米abcの動画ニュースを見た。

 

驚いたのはロシアの侵攻を非難する余り、「9.11テロ」と同列に「真珠湾攻撃」を引き合いに出したことだ。その口で我が国の国会にて演説したいとは、いい根性をしているではないか。

 

abc3月17日配信記事↓

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Ukraine's President Zelenskyy tells US Congress, 'We need you right now' | FULL SPEECH

(https://abc30.com/zelenskyy-volodymyr-zelensky-congress/11655221/ )

KYIV, Ukraine -- Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy summoned the memory of Pearl Harbor and the Sept. 11, 2001, terror attacks in appealing Wednesday to the U.S. Congress to do more to help Ukraine's fight against Russia, but he acknowledged the no-fly zone he has sought to "close the sky" to airstrikes on his country may not happen.(以下略)

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第二次世界大戦に於ける我が国の対米参戦は政府の公式見解としても「自存自衛の戦争」であり、テロ行為と一緒にしてもらっては困る。そして「騙し討ち」と米側に喧伝されてしまった原因は、当時の外務省の怠慢に起因している。

 

更に云えば対米開戦の1ヶ月前には、アメリカは「義勇兵」という名目で実際は正規の軍人(米陸軍、海軍、海兵隊パイロット)100名と整備要員など地上勤務200名をクレア・リー・シェンノート陸軍少将(中国名:「陳納徳」)の指揮の下、中国に送り込んでいた(「フライングタイガース(飛虎隊)」)。

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(「陳納徳與飛虎隊在華抗戦紀實」2015年、霊活文化事業有限公司

 

たしかにウクライナの苦境に対しては同情を禁じ得ないし支援も行ってゆくべきではあるが、「パールハーバー」云々をゼレンスキー氏に言われる筋合いは無いのである。

 

調子に乗り過ぎのゼレンスキー大統領と、それに対して何とも思っていないらしい「日本・ウクライナ友好議員連盟」の与野党議員、どっちも頭がどうかしている。

 

国会演説の前に、「日本を舐めるのもいい加減にしろ!」と何故言えぬのか?

 

せめて日本側はゼレンスキー氏と在日ウクライナ大使館に、WWⅡ当時の日本の立場について正しく伝えて認識を変えさせるべきである。

 

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