今月の唄『Russians』 - 賭狂がゆく

スティングの名曲『Russians』がリリースされた1985年は米ソ冷戦時代の真っ只中だった。たしか小林克也が司会をやっていたテレ朝の『ベストヒットUSA』で初めて聴いた覚えがある。

(公式YouTube)↓

＜ Sting - Russians (Official Music Video) ＞

その一節、

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In the rhetorical speeches of the Soviets

　レトリックなだけのソ連のスピーチ

Mr. Krushchev said we will bury you

　フルシチョフは言った。「我々はお前達を葬り去るだろう」

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そのフルシチョフも鬼籍に入り、ソ連もとうに崩壊、今となっては懐かしい歌詞…の筈だった。

しかし37年後の今日、

「Mr. Putin said we will bury you」

という歌詞に変わり、核攻撃が単なるレトリックではなく現実に起ころうとしている。

そして核戦争を恐れるが余りロシアに妥協したならば、かつてナチス・ドイツが行ったオーストリア併合やズテーテン割譲に対し欧州が妥協した結果、ＷＷⅡが生起した事実の再現がもたらされるであろう。

にっちもさっちもいかないとは、まさにこの事。わずかに停戦交渉を少しずつ進めてゆくことで打開の道を探る他あるまい。

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