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白燐弾ではなくテルミット焼夷弾

 

昨24日にウクライナのゼレンスキー大統領が主張した「ロシア軍、民間人に対して白燐弾使用」の件について。

 

時事通信3月25日配信記事↓

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「ロシアが白リン弾使用」 ウクライナ大統領、演説で主張

(https://sp.m.jiji.com/article/show/2726616 )

ワルシャワ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、先進7カ国(G7)首脳会合で行ったオンライン演説で、ウクライナに侵攻したロシア軍が、燃焼力が非常に強く「非人道兵器」とされる白リン弾を民間人に対し使用したと主張した。(以下略)

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これに対して複数の軍事マニアや識者が「使われたのは9M22Sクラスターテルミット焼夷ロケット弾」と指摘。筆者の見解としても実際に使われたのは「テルミット焼夷弾」ではないだろうか。

 

但し「これはウクライナ側の吐いた嘘です」と激しく言い切っている人がいたが、随分なモノの言いようだ。

 

思うにウクライナ側は「クラスターテルミット焼夷弾」であることを知った上で、敢えて「白燐弾が使用された!」と主張している可能性がある。

 

その理由は当ブログの2020年11月3日エントリー、

< 悲惨なテルミット焼夷弾が実戦投入 >

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2020/11/03/105225 )

ここで述べたとおり。

 

つまりテルミット焼夷弾よりも威力の劣る「白燐弾」の方が現在では有名になってしまい、各国の反戦平和団体のヒステリックな反応が期待できるので、敢えて「白燐弾使用!」と煽って来ているのでは?ということ。

 

もしも筆者がゼレンスキー大統領の立場だったとしたら、同じ事を言うだろう。なにしろ今は国土防衛戦の真っ只中、メディア・リテラシーがどうのこうのなどと暢気な戯言を吐いている余裕は無いからだ。

 

これは「戦争」なのである。

 

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