賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

死にたければ日本国憲法の墨守で

 

たしか3年前に当ブログで下記の趣旨の一文を認めたことがあった(自分で書いていて何ですが、どのエントリーだったか思い出せません)。

 

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「平成は戦争がなかった」という声が多かったが、実際には危機的な状況は数多存在していた。また日本一国だけなら確かに他国との直接的な戦闘は無かったものの、世界的規模で見れば20世紀末から現在に至るまで、どれほどの紛争・戦闘が発生したことか。

 

時代は「冷戦」から「熱戦」へと変化している。そして現在の状況は、かつての第一次世界大戦前夜に酷似しているのである。

 

このままでは「令和」という時代は、日本一国平和主義の祈りむなしく「激戦」の時代となるだろう。我が国は生存のために、戦わざるを得なくなる。

 

そして「日本国憲法」も紛争初動に無辜の国民の大流血という犠牲を払った後で、“変えざるを得なくなる”だろう。

 

そこまで行かなければ、この国の民の意識は変わらない。残念なことだが…

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そして今年、図らずもロシアのウクライナ侵略が発生し、国連が瓦解するという「激戦」の時代へと世界は変わってしまった。

 

コロナ禍で「安全、安心」教の信者であることが露呈した日本人は果たして何時まで「日本国憲法墨守で安全、安心」と言い募り続けるのであろうか。

 

その思いもあって昨3日は東京・平河町砂防会館別館で開催された「第24回公開憲法フォーラム」に出席した。

 

共同通信5月3日配信記事↓

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ロシアの侵攻で勢いづく改憲論 施行75年、「危機便乗」批判も

(https://nordot.app/894157463117676544 )

日本国憲法施行から75年を迎えた憲法記念日の3日、各地で集会が開かれた。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、改憲派は「今のままでは国は守れない」と9条改正を主張、岸田文雄首相はビデオメッセージで「(改憲に)挑戦し続けなければならない」と述べた。(以下略)

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マスコミ各社の記事だけでは全容が判らないと思うので、昨日終了したことでもあるし式次第を下にまとめてみた。(敬称略)

 

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◎主催者開会挨拶

 西 修(民間憲法臨調副代表)

◎ビデオメッセージ

 岸田文雄自由民主党総裁

◎来賓挨拶

 逢見直人(富士社会教育センター理事長)

◎基調提言

 櫻井よしこ(ジャーナリスト)

◎各界からの提言

 織田邦男(元空将・麗澤大学特別教授)

 河田惠昭(関西大学特別任命教授)

 松本尚(日本医科大学特任教授・衆議院議員

◎各党代表挨拶

 古屋圭司自由民主党憲法改正実現本部長)

 濵地雅一(公明党憲法調査会事務局長)

 足立康史日本維新の会憲法改正調査会長)

 玉木雄一郎(国民民主党代表)

◎結語

 田久保忠衛(美しい日本の憲法をつくる国民の会共同代表)

◎声明文発表

◎閉会の挨拶

 百地章(美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長)

 

※総合司会:内田智(弁護士)

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もはや護憲派の主張は論外で、今後の論点は「どこをどのように変えるか」である。筆者としては緊急事態条項の追加だけでは単なる弥縫策に過ぎないと考える。憲法前文から書き換える必要があるのではないだろうか。

 

そもそも私たち日本人は「日本国憲法」のために存在しているのではない。憲法や各法令とは人のために存在しているのであって、その逆ではないという事である。

 

安全、安心の逆で、死にたければ日本国憲法墨守で。しかし大多数の日本人にとっては真っ平御免である筈だ。

 

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